【伝説のダンサー・浅草駒太夫さん 82歳】死去 敗血症のため ビートたけしさんが働いた「浅草フランス座」トップダンサー
伝説のダンサー、浅草駒太夫(本名:斉藤久子)さんが、今月22日午後3時33分、敗血症のため亡くなったことが分かりました。82歳でした。
家族によりますと、駒太夫さんは3月、体調不良を訴え病院へ。入院していた都内の病院で息を引きとったといいます。
駒太夫さんは、ビートたけしさんがエレベーターボーイとして働いていたことで知られる、浅草フランス座所属のトップダンサーでした。1960年代後半から1970年代初めに「花魁ショー」で一世を風靡し、開演前の劇場には、長蛇の列ができるほど人気があったといいます。
1996年55歳の時、浅草フランス座の低迷を聞き、再建のため再デビュー。晩年は、「喫茶ベル」を経営しながら、新人ダンサーの育成に尽力しました。
駒太夫さんは「お店をよろしくね。(夫の)ぺーちゃんをよろしくね」と想いを伝え、家族が見守る中、眠るように亡くなったといいます。
本人の意思により、通夜・告別式は家族のみで営まれ、お別れの会は、一般のファンを迎え5月28日〜30日(昼12時から夜9時)、駒太夫さんが経営していた「喫茶ベル」(東京都台東区浅草)で行われます。
【担当:芸能情報ステーション】
05/26 20:17
TBS NEWS DIG