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ハリコミ接触事故の戸田恵梨香 共演者キラーのさすがの貫禄

戸田恵梨香がモテる秘密とは?

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、戸田恵梨香がモテる理由を考察。

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「アハハ! すごいですね」

 自身が所有するクルマを“新恋人”成田凌が(あろうことか)『FRIDAY』のハリコミ車にぶつけてしまった際、同誌の記者だと名乗った男性に対し、戸田恵梨香は豪快に笑い飛ばしたそうな。「さすが、肝がすわっている」と同誌も高評価していた。

 ちなみに、両手で口をおさえたり、左手を頭に載せ、途方に暮れているように見える写真ばかりが掲載されている成田。戸田より6才も年下で、当然のことながら芸能人としてのキャリアも浅い成田は、戸田と共演した『コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』(フジテレビ系)での役柄=フェロードクター同様、終始、おどおどしているように受け取れた。

 8日、成田が「ケガ人なし」の物損事故を起こしていたことが報道され、10日に行われた『メンズノンノモデル公開オーディション2017』で「私の不注意」「本当に申し訳ありません」「心からお詫び申し上げます」と謝罪していた。

 その成田と戸田恵梨香の交際がスポーツ紙に報道されたのが翌日。

 果たして、12日、『FRIDAY』が発売され、詳細が明らかにされた。自分のクルマを年下恋人に運転させるドライブデートも、事故後、警察官や『FRIDAY』記者の前でも堂々としていたところも、戸田恵梨香は姐さんタイプで何だかカッコイイ。

 それにしても、戸田恵梨香という女優は本当にモテる。遡ると、06年から約2年置きに人気アイドルや主演俳優らと熱愛報道が続き、その都度、写真も撮られている。交際報道は1~2年。キーワードは「共演者」と「お父さん」、そして「先物買い」である。

 戸田の交際相手たちには、既に結婚してパパになっている者がいたり、何本ものレギュラー番組をもつMCの達人がいたり、今期のドラマの主演俳優だったりするので、あえて名前は控えるが、これまでウワサになった男性はすべて「共演者」である。

 俳優や女優の中には「共演者キラー」と呼ばれる者が少なくはないものの、ここまで毎回、共演者との熱愛報道が出る女優というのも珍しいだろう。

 しかも、今回同様、なんとも味わい深いエピソードが付いて来るのも戸田恵梨香の恋愛の特徴だ。

 その昔、某アイドルとツーショットで居るところを『女性セブン』が激写。記者に対してその男性アイドルがとった男前な言動が、おおいに話題になったものだ。通常、アイドルは交際を認めないものだが、彼は堂々と認め、彼女を守ったのである。

 その男性については、「戸田の父親に挨拶済み」という話まであった。どういうワケか、彼女の恋人は、父の“お墨付き”をもらわないことには本格的に進展しないらしい。

 そう、続いてのキーワードは「お父さん」。もっとも有名なエピソードでは、新進気鋭の俳優が戸田の父に挨拶に行ったところ、「まだ早い」と叱咤され、結果、二人が破局してしまったというものだ。既に主演女優だった娘とは「釣り合いがとれない」ということだったのか。それとも、ちょっと不良っぽい風貌のその俳優が父の好みには合わなかったのか。いずれにせよ、父の叱咤が、若い二人のブレーキになってしまったことは間違いなさそうだ。

 この文脈でいうと、今回の相手=モデルで俳優の成田凌は、「まだ、まだ早い」のでは?

 今回の物損事故のリアクションも、戸田を庇っているようには見えなかったし…。果たして戸田の父はどう見ているだろうか。

 その成田と戸田は『コード・ブルー~』での共演シーンがことさら多かったようには思わなかったが、成田は今シリーズで初めて登場した出演者。

『コード・ブルー~』では第1シリーズから主演の山下智久を始め、新垣結衣、浅利陽介、比嘉愛未らと戸田は、定期的に食事会をしていたといい、カラオケなどにも行っていたという。つまりは、男女を超えた同志のような間柄だ。

 そこに入って来た、文字通りの新人男子がHey!Say!JUMPの有岡大貴と成田凌だった。

 ジャニーズとの共演も“付き合い”も多い戸田が、有岡になびく可能性は色々な意味で低く、彼女のお眼鏡にかなったのが成田凌だったというワケか。

 かつて、あの矢口真里は、無名の俳優とばかりウワサになり、芸能界では“矢口あげまん説”が蔓延っていたものだが、戸田も、それに近いようなところがある。今回の成田は、いままでの相手の中で、もっとも「先物買い」だと言えよう。

 戸田恵梨香がなぜモテるのかは、同性から見ると、とてもよくわかる。まずは関西人ならではの開けっ広げで、とてもオープンな性格。反面、同年代の女優の中では、太陽というよりは月のような役が多く、つまりは高い演技が求められても来たが、見事、それに応じ、演出陣からも先輩の共演者からも高評価を得てきた。

 今春、木村拓哉主演の映画『無限の住人』のキャンペーンで何度も戸田恵梨香の言動を間近で見たが、ヒロインの杉咲花が若さからか、どこか、ちょこまかしていたのに対し、戸田は実に堂々としていて、無駄に笑うこともなければ、口数も多くはなかった。

 それが、「戸田恵梨香は、すっかり大人の女優になった」と多くの者に言わせ、とても評判が良かった。

 実際、『無限の住人』での彼女は、艶やかさと強さと寂しさが合わさったような難しい役を演じていた。アクションシーンも多かったのだが、細い身体でキレのいい立ち振る舞いを存分に見せていた。

 個人的には、人より歯茎が見える、あの口元がものすごくセクシーに見えるのだが、男性はどうだろうか?

 そういえば、女性の美醜や女優の演技力に厳しい坂上忍は戸田恵梨香のことを「大好き」と公言し、『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)の“本気ではしご酒”で、ほろ酔いをいいことに本気で(!)迫っていたものだ。

『無限の住人』と言えば、『グッド!モーニング』(テレビ朝日系)のスタジオに木村拓哉がゲストで来た際、VTRで出演した三池崇史監督と戸田に対し、番組から「素顔の木村さんはどんな人?」という質問が飛んだ。

「なんで、そんなわかりきったことを聞くの?」と言わんばかりの表情で戸田が放った一言が「木村拓哉!」。つまり、木村はプライベートでも木村拓哉そのものだと戸田恵梨香は断言したのである。

 これには横に居た三池監督もおおいに納得したうえ、見事に一言で言いきった戸田を「さすが」という表情で眺めていた。

 同ブロックで戸田が話したのは、その一言のみ。あとをフォローするかのように三池監督のほうが遠慮しながら「誤解を恐れずに言うならば、木村拓哉は24時間、木村拓哉なんだよね」と言っていたのが忘れられない。

 このエピソード一つをとってみても、思い切りがよく、頭のいい、大人の女優さんなのだと思った。

 でも、いたずらっぽい表情をしばしばするうえ、身体は華奢すぎるほど華奢。「肉食系」と言うほどの脂っこさはない、そんなギャップをもつのが戸田恵梨香。

 同性から見ても、「これはモテないハズはない」と、おおいに納得できるが、だからと言って「うまいことやってる感」は全くないので女性から嫌われないのだ。

 アラサーになって初めて6才下に走ったことにもミョーに納得してしまう。映画化も発表された『コード・ブルー~』で、この先も共演が続く戸田恵梨香と成田凌の今後を見守りたい。