『9ボーダー』最終話 全員“幸せ”の感動フィナーレに「今期ベストドラマ」「すでにロス」の声

6月21日に放送されたドラマ『9ボーダー』最終話のストーリーをおさらいしつつ、SNSに寄せられた反響を振り返ります。(サムネイル画像出典:『9ボーダー』公式Webサイト)

川口春奈さん、木南晴夏さん、畑芽育さんが3姉妹として共演するドラマ『9ボーダー』(TBS系)が、6月21日放送の第10話で感動の最終回を迎えました。ストーリーをおさらいしつつ、SNSに寄せられた反響を振り返ります。

画像出典:TBS『9ボーダー』公式Webサイト



最終話のあらすじ

リニューアルしたおおば湯が新設した酵素風呂と飲食部門の集客に伸び悩み、頭を抱える七苗(川口春奈)。そんな中、地域の再開発計画が持ち上がり、おおば湯を含む商店街が全て立ち退きを要請される事態に。しかもそれはコウタロウ/芝田悠斗(松下洸平)が働く会社のプロジェクトでした。

複雑な気持ちを抱えつつも、おおば湯のために奔走する七苗。六月(木南晴夏)、八海(畑芽育)、九吾(齋藤潤)と共に父・五郎(高橋克実)が考えたという経営案に着手しながら、陽太(木戸大聖)と共に再開発計画の説明会に参加。あつ子(YOU)の店でコウタロウと偶然再会するも、計画に断固反対を宣言して物別れに。

七苗たちがおおば湯を有形登録文化財に申請する作戦に出たことで、再開発計画は見直しが決定。説明会で「おおば湯のように残すところ、新しくするところ、両方あればいい」と語るあつ子に重ね、「ここにしかないもの、それを大事にしてください」と語る七苗。そんな様子をコウタロウは陰ながら見守っていました。

そんな矢先に七苗は30歳の誕生日を迎えます。家族と陽太に祝われる中で、五郎の経営案が実はコウタロウが考えてくれたもので、彼の婚約が破談になったと知り動揺。今さら何と言えばいいのかと踏みとどまる七苗に、「会いたい。いつもの場所で」とコウタロウからメッセージが。弾かれるように駆け出した七苗は彼のもとへ。「こんばんは、芝田悠斗さん」「こんばんは、大庭七苗さん」——出会い直した2人は、家族が待つおおば湯へと帰るのでした。

画像出典:TBS『9ボーダー』公式Webサイト



大団円の最終回「今期ベストドラマ」「すでにロス」の声

互いに思い続けながらも、互いにとっての幸せを願い身を引いていた七苗とコウタロウが、未来ある結末を迎え一安心。一方、六月と松嶋(井之脇海)も新しい形でともに歩んでいく道を選び、八海と陽太にも恋の進展の兆しが。モヤモヤや焦りを抱えていた3姉妹が、それぞれ大切な人たちとともに自分の進む道を定めた、心温まる最終回でした。

X(旧Twitter)では、「みんな幸せ。良かった~!」「最後の再会シーン、2人の雰囲気としぐさ、間のどれもが本当に良かった」「今期ベストドラマだったのでは…余韻含めて幸せだった」「自分の人生に向き合いながらみんなで支え合ってく生き方に勇気もらったドラマ。最高でした」「もうすでにロス」「続編やってほしい」などのコメントが寄せられています。

“自分は自分のままでいいんだ”と、おのおのがそう思える幸せに導かれた全10話。「自分で選んだ道でしょ。だったら後悔はないはず。突き進め!」という六月の力強い言葉をはじめ、登場人物がそれぞれ語った数々の名ぜりふは、今後人生に惑った時、そっと背中を押してくれる処方箋になるかもしれません。
(文:地子給 奈穂)

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