『100万回言えばよかった』最終回 佐藤健「愛してる」連呼のラストシーンに視聴者号泣
最終回のあらすじ
直木(佐藤健)を殺害した英介(荒川良々)が逮捕され、全貌が明らかになり事件は解決。魚住(松山ケンイチ)の計らいにより悠依(井上真央)と直木は最後の時間を過ごせたものの、本当に伝えたいことは伝えられないまま直木は姿を消してしまいます。しかし、直木のいない世界を生きる覚悟を決めた悠依の前に、見えるし触れられる直木が出現。混乱する悠依に、「最後の時間」が与えられたと直木。残された時間はおそらく1日ほど。2人は手をつないで散歩したりショッピングを楽しんだりと、残された最後の時間を過ごします。両親のことが気がかりだという直木のために、悠依は自宅に直木の両親を招待。直木の手作りハンバーグを振る舞うと、両親は直木への本当の思いを吐露。彼らから弟とも疎遠で直木が亡くなったことを知らせていないと聞き、直木は弟に会いに行きます。
その夜、魚住を自宅に呼び、一緒に過ごす3人。直木は自分がいなくなった後、悠依を魚住に託すようなことを言いかけますが、悠依は1人でもぴんぴん生きていけると反論。悠依の計らいで2人で話す時間を持った直木と魚住は、互いに感謝の気持ちを伝え合います。そして悠依は、行きたいところがあると直木に提案。2人は里親・勝(春風亭昇太)の元に預けられていた頃の思い出の海岸へ。
お別れの時間まであと少し。普段は多くを口にしない直木が、悠依への思いを明確に言葉にして伝えます。「再会できて本当に嬉しかった」「お互いに大事ってなって幸せだと思った」「悠依の笑顔が好き」「笑っていてほしい」「悠依、愛してる」――これでもかというほど愛を伝える直木に、悠依もまた「愛してる」と応えます。「恥ずかしいから海でも見てて」と言われるまま海を眺める悠依に、「愛してる」と言い続ける直木。そして永遠のお別れの時が。
直木の姿が見えなくなった後、ひと吹きの口笛が悠依へ降り注ぎます。「空から見てるとか嫌だって言ったのに」と笑いながら、悠依は立ち上がり歩みだすのでした。
「愛してる」の連呼に号泣する視聴者続出
切なくも大団円のラストに、Twitterでは「このドラマにおいて、事件パートはあくまでもサブだったんだなぁとしみじみ感じた。素敵なラブストーリーだった」「あんな夢みたいな奇跡なこと現実では無いだろうけど…感動的な最終回だった」など感動の声が殺到。「直木の最期の言葉…(号泣)」「最後の言葉の連呼はたまらなかった」「佐藤健さんの『愛してる』の破壊力ヤバすぎる」「愛してるの言い方でこんなに泣けると思わなかった」「ただただ感動した」「大事な人に想いを伝えるということが難しいことだけど、こんなにも簡単でこんなにもその人の救いとなり希望となることをラストシーンが教えてくれた」などのコメントが飛び交っています。
ファンタジー、サスペンス、コメディ、ラブストーリーと盛りだくさんの要素がバランスよく集約され感動の結末へと導かれた本作。魅力あふれる登場人物を演じたキャストや脚本家、制作陣の次回作への期待が高まります。
(文:地子給 奈穂)
03/19 12:25
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