HKT48の"太陽"・松岡はなが卒業コンサート開催!「HKTのことを変わらず応援してほしい、約束です!」

いつもニコニコな笑顔でHKT48の"太陽"とも言われた松岡はなが9月28日(土)に福岡サンパレス ホテル&ホールにて、「松岡はな卒業コンサート~はなって!はなって!最高かよ!~」を開催。卒業を祝うべく、松岡菜摘、本村碧唯、田中美久、矢吹奈子ら多くのOGメンバーが駆けつけた。

【写真】矢吹奈子、田中美久もサプライズ登場!

アイドルを目指したきっかけが島崎遥香ということで、まずは彼女のセンター曲『永遠プレッシャー』からスタート。そこから『言い訳Maybe』、『メロンジュース』、『ここがロドスだ、ここで跳べ!』とHKT48に加入する前、ドラフト候補生時代の曲を披露。

そこにサプライズ参加したのが、2年前にHKT48を卒業し、現在はCANDY TUNEのメンバーとして活躍する村川緋杏(びびあん)。いきなり松岡、今村麻莉愛との同期3ショットが復活だ。さらにオープニングのMCコーナーではゲストながら、現役メンバーを仕切ってトークコーナーをぶん回し、会場を大いに沸かせた。


思い出とともに振り返るユニットパートでは、OGメンバーが次々と登場! 『てもでもの涙』に1期生の松岡菜摘、『蜂の巣ダンス』では1期生の本村碧唯と2期生の上野遥、『法定速度と優越感』では3期生の矢吹奈子と田中美久がやってきた。そして『空耳ロック』では、再び村川、そして3期生の筒井莉子、外薗葉月、山下エミリーが登場し、8年前のチームKⅡ創設メンバーが10人が再集結。きっとこれで最後であろう全員がそろってのパフォーマンスに記者も思わず涙。

アンコールでは花いっぱいの黄色いドレスを身にまとった松岡が、オーディションで歌ったという前田敦子の『フラワー』を熱唱。ファンは黄色いサイリウムで会場を一面のお花畑に。


松岡からのラストメッセージ。メンバーや家族、スタッフに感謝の言葉を送り、最後にファンに向かって語りかける。

「世界中にいるアイドルの中から、私のことを見つけてくれて、好きになってくれて、応援してくれて、本当に本当にありがとうございました。

ファンのみなさんはすごく優しいので、私が卒業発表してから『お疲れ様』『よく頑張ったね』って、たくさんの方に言ってもらえました。こんなに素敵な言葉をいただけたことがすごく幸せで、一生の宝物だし、皆さんのことは一生の自慢だなと思います。

みなさんも私と一緒に、推し活っていうんですか、辞めちゃうという人が多いんですけど、HKTのことは変わらず応援してほしいなと思います。絶対に約束です。私も負けずに応援します。本当にありがとうございました。

約9年間、大変なこと辛いことたくさんあったけど、とってもとっても幸せでした。ありがとうございました」

残るメンバーから松岡へ贈る言葉。アイドルになるきっかけが松岡だった6期生の渋井美奈は、活動で大変なことあっても松岡の笑顔で救われたそう。涙を流しながら「いなくなったら、どうやって元気のチャージをすればいいんですか?」と問いかけるも、「2週間に1回は自撮り写真を送ってください」と図々しい(!?)お願いで、会場を笑いに包みこんだ。

そして歌うのは『遠くにいても』。仲間との別れの曲で、芸能界を引退し、福岡から関東へ帰ってしまう松岡の状況そのもの。メンバーもファンも涙が止まらない。ラストはHKT48で何度もメンバーを送り出した名曲『桜、みんなで食べた』。大きな感動でコンサート終了......。

かと思いきや、コントチックな映像が流れる。何か大事な曲を忘れていた模様。

再びメンバーがステージに登場し、ダブルアンコールで歌うは松岡の初センター曲『最高かよ!』。すべてをふり絞る最高のパフォーマンスに、ファンは「松岡はなって最高かよ!」と大興奮。約9年間の活動を大きな笑顔で締めくくった。

取材・文・撮影/関根弘康

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