ウルトラボディな18歳・南みゆかが語るグラビアへの想い「最近やたらと『ずいぶんと大人っぽくなったね』と言われます」

『週刊プレイボーイ』に登場する美女たちに記念すべき「初グラビア」の思い出を語ってもらう『初グラビア物語～My First Gravure Story～』。今回はウルトラボディな18歳・南みゆかさんによる後編。

南さんは2021年5月、15歳で名古屋のご当地アイドルグループ「OS☆U」の妹ユニット「OS☆K」のメンバーとしてデビュー。11月には週刊ヤングマガジン49号で初グラビアを披露した。2022年1月、週刊プレイボーイ7号で初登場し、以降4回にわたって登場。毎回、大きな反響を呼んでいる。

2023年4月には「OS☆K」選抜された新たなアイドルグループ「O2」のメンバーとして活動を開始し、2024年7月にはファースト写真集『南風』を発売するなど、グラビア活動、アイドル活動もともに順調だ。今回は週プレのグラビアの話を中心にグラビアへの想いを語ってもらった。

ーー週刊プレイボーイの初登場グラビア『おっとりな怪物』（2022年7号掲載／1月31日発売）の反応はいかがでした？

南　ものすごかったですよー。

ーーものすごい、というと？

南　SNSのフォロワーの増え方が、です。ヤングマガジンさんで掲載された初グラビアの時もすごく増えましたけど、2度目とあってか、ハンパなくて。投稿する度、数字がゴーッって動いて（笑）、あっという間に1万人くらい増えました。もうびっくりしちゃって！

ーーすごい！　この時のグラビアはデジタル写真集もグラジャパ！の2022年2月ベストセラーランキングで2位となり大反響でしたね。

南　あー確か、そうでしたね。ものすごく嬉しかったです！

ーーその反響に応える形で、半年も経たず週プレ2022年32号（7月25日発売）に第2回目のグラビアが掲載されました。タイトルは『ビート板とカワセミの声』。「夏」がテーマで、山や川など自然の中の撮り下ろし。なんと15ページの大ボリュームでした！

南　いやー、掲載誌を見た時、「うわっ！　めっちゃ分厚い！」って驚きましたよ。まさかこんなにページを割いてもらえるとは。しかも扉に「高校2年生のグラビアニュースター」って書いてあって。「ニュースター」ですよ！（ドヤ顔）　それも感激しましたね。

ーー撮影での思い出は？

南　この時は廃校で撮影したんですけど、スタジオに比べて、やはりリラックスできましたね。ただ、すごく大変だったこともあって。

ーーというと？

南　自然体を撮影したいってことで、学校の近くの山道を走ることになったんです。しかも何往復も！　途中からゼイゼイ息切れがしちゃって、撮影だか、なんだかわからなくなりました（笑）。

南　ピンクのカーディガンを着たカットです。キラキラの川を背景に撮ったんですけど、めっちゃ盛れてるんですよね（笑）。あと表情など、笑顔ではなくしっとりした雰囲気なのも好きです。というか、このときのグラビアも全体的に大人っぽいんです。めちゃ気に入っています。

南　そうそう。この頃、週プレ、ヤンマガ以外の媒体からグラビアのお話をいただき、またモデルのお仕事が決まったりしたので、体作り頑張ろう！ってなったんです。だけど、なかなか食事制限がうまくいかなくて。もともと私、「食欲お化け」ですから。

ーーたくさん食べちゃう？

南　そうなんです。夕飯はおばあちゃん家で一回、帰宅してママのを一回と毎日2回、さらにカップ麺を食べたりもして（笑）。外食に行ったらセットを頼むし、おやつも食べちゃう。「ダイエット、頑張らなきゃ！」って思うんですけどね（笑）。マネージャーさんからもよく注意されていました。最近はだいぶマシになったけど。

ーー食べる量が減りましたか？

南　さすがに。間食も減りました。あと野菜を積極的に食べるようにもなりました。とはいえ、グラビアのロケって美味しいものが出るんですよね（笑）。割と最近だとトリュフ入りのポテトチップスにハマっちゃって。プライベートでも買ってつい食べちゃってました。本当に悩ましいですよ！

ーーその時期は、食べること以外に美容にも気をつかうようになったんですよね。

南　はい。メイクやスキンケアの研究をしたり。あと洋服もモノトーンのものを着るようになって。グラビアのおかげで徐々に美への意識が高くなっていったんだと思います。

ーー2023年以降はさまざまな雑誌の表紙巻頭に登場するばかりか、本業であるアイドルの活動も活発に。6月からはOS☆Kからの選抜グループ「O2」のメンバーとして始動し、注目を集めました。グラビアを見てライブに来られる方も多いのでは？

南　そうですね。ただライブに来てくださった方からは「思っていたより、随分と元気だね」と驚かれます。皆さん、おとなしいイメージを持つみたいで（笑）。グラビアを始めた時から自分のグループの知名度が上がればと思っていたので、少しでも動員につながってみんなの役にたてていれば嬉しいです。

ーーグラビアを通じ、アイドル活動に変化は？

南　ダンスの先生から、褒められるようになりました。曲によって表情を変えるのがうまくなったって。グラビアってたとえば目の表情ひとつとってもいろいろあるじゃないですか。軽く見つめるとか、じっと睨んだりとか。そういう細かな表現がわかってきて、アイドルにも生きている気がします。

ーー今年は『週刊プレイボーイ37号』（8月26日発売）で4回目のグラビアを披露。タイトルは『DIVE into 夏。』。このグラビアと最初に出た2年半前とを比べると南さんの存在感は明らかに増していますね。

ーーファンの方からは「キレイになったよね」なんて言われます？

南　うふふふ。言われますね。あと「スタイルよくなったね」とか。でも最近はそれ以上にやたらと「ずいぶんと大人っぽくなったね」と言われます。

ーー今年、高校を卒業。もうすぐ19歳ですもんね。着実に大人っぽくなっているというか。

南　正直、自分が「成人」の認識はないけど、大人っぽいと言われるのは嬉しいですね。無理に大人っぽさをだそうとは思わないけど、年相応の良さみたいなものは意識していきたいです。

ーーなんかめちゃ大人っぽい発言ですね。さて南さんにとってグラビアの楽しさは？

南　現場で美味しいものをいっぱい食べられることかな。

ーーやはりそこですか（笑）。

南　あははは。あとはなんといっても新しい自分を発見できることですかね。いろいろな衣装を着て、ヘアメイクをしてもらって。毎回できあがった誌面を見る度、見たことのない自分がいます。

ーー最後に南さんは初グラビアを見返しますか？

南　はい。それこそヤングマガジンさんや週プレさんほか、これまで出たグラビアはたまに見返します。で、だんだん顔の輪郭がシャープになってきたなとか、いろいろ感じたりして。1年、2年と自分が成長していく様子を確かめられる。これからも一体どんなふうに変わっていくのか、自分のことながら楽しみで仕方ないですね。

取材・文／大野智己　撮影／荻原大志

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