「HKT48といったら田中美久って言ってもらえるぐらい頑張りたい」HKT48を背負う田中美久を直撃!

毎年恒例、週プレNEWSが選ぶ、「今年"大注目する期待のアイドル"連続インタビュー」。2019年もやりますよ! 第1回目に登場するのは、HKT48の未来のエース・田中美久(たなか・みく)ちゃん!

指原莉乃さんの卒業。そしてIZ*ONE(アイズワン)として活動するため、宮脇咲良さん、矢吹奈子さんが約2年間の活動休止という大きな変革期を迎えたHKT48を背負う彼女!

インタビュー前編記事に引き続き、アイドル・田中美久の今の心境に迫る!

* * *

――そんなふうにギスギスした理由ってなんだったんですかね?

田中 その当時は、お互いライバル意識が芽生えていて。でも「なこみく」だから、お互いがライバルって言いたくない、みたいな。でもやっぱり、自分の気持ちの問題が大きいですね。今振り返ると、そこまで大きな差はなかったのかもしれないですけど......当時は、やっぱり奈子ちゃんがうらやましかったです。

『ウインクは3回』(矢吹奈子センター曲)もそうだし、ソロ曲もあったし、奈子ちゃん、テレビにもたくさん出てるし。「なこみくで出れるのはありがたいしうれしいけど、比べられちゃうのは本当に悲しいな」って、ネガティブに考えてしまって。

――その気持ちは、その後、どうなっていったんですか?

田中 『しぇからしか!』(HKT48・6枚目のシングル。氣志團とのコラボレーション曲)ぐらいから、ふたりともポジションが端っこになっていったんです。で、奈子ちゃんと「このままじゃヤバいね」って話をして。HKT48としての自分たちについて話すようになったのがキッカケで距離が縮まってきました。今はすごく仲良いです。

――そこからは悩みから解放されました?

田中 はい。全然なかったです。本当に奈子のことが大好きだし、総選挙でも毎年ランクアップできたし。HKT48の活動が楽しいって思うようになりました。それに去年の総選挙ではありえないくらい......。

10位というすごい順位をいただいて。それに奈子が9位で。本当にびっくりしました(笑)。奈子と並んで入れたことも本当にうれしくて。悩みなんかないって感じが続きましたね。......まぁ、今は状況は変わってきていますが(笑)。

――ですよね(笑)。今、HKT48は、指原莉乃さんの卒業発表。そしてIZ*ONEの活動をするため、宮脇咲良さん、矢吹奈子さんが2年間の活動休止という状況です。

田中 私、IZ*ONEの発表って、ファンの方と同じタイミングで知ったんです。そのときは「えっ、どうしよう?」っていう気持ちでした。奈子とは、ずっと一緒にやってきたし、11枚目シングルの『早送りカレンダー』でも、ダブルセンターになったばかりですし、「よし、これからだ!」ってふたりで思ってたところだったんです。

さくちゃん(宮脇咲良)も先頭に立って引っ張ってくださっていたから......不安でした。毎晩、泣いてました。不安もなのと、奈子が大好きだったから(笑)。寂しさで「やだ~」ってなって。

――残される側として、「自分が支えていかないといけない」っていうプレッシャーはありました?

田中 ありました。でも「プレッシャーにつぶされたらダメだ!」って思って考えないようにしてたんです。なのにそこから莉乃ちゃんの卒業発表があって、一気にドーンって感じです。

――正直、総選挙が全てではないですけど、昨年まで田中さんの前にいた、指原さん、宮脇さん、矢吹さんの3人がいなくなります。一般人の目は、「HKT48のフロントラインに立ってるのは田中美久だ」と見ると思います。

田中 今まで前にいたメンバーがいないって......。こんなことになるとは本当に思っていなかったです。

――引っ張っていこう、っていう気持ちはあったりするんですか?

田中 前までは、「そこに立ちたい」って思っていたんですけど、今こういう状況になると不安が大きいです。......でも、「引っ張りたい」って思います。

年明けに、HKT48のフレッシュメンバーコンサートを博多座で開催しました。そこで、3期生は一番先輩で。前に立つ機会が増えたのもあるし、後輩を見ているときに昔の自分を思い出したんです。「先輩を、後輩の立場だけで見てるだけじゃダメだ」「先輩を超えるくらいにならなきゃ」って。

そのときから、「アイドルでいる限りは、さくちゃんや、莉乃ちゃんみたいに前に出れる存在になりたい!」って思うようになりました。HKT48を引っ張っていきたい、って。今までは、ちょっと諦めちゃってる部分もあったんですけど。

――諦めてしまっていた。

田中 「最初から諦めてたほうが、良いことが起きたときにうれしく感じる」って思ってたし、「諦めてた方がダメだったとき、気持ちが楽だ」って逃げてたんですよ。でも、それじゃダメだって思うようになりました。

――指原さんは4月に卒業。そして2年、宮脇さんと矢吹さんは帰ってきません。その間、田中さんはどういう2年を過ごしますか? 2年後、自分はどうなっていたいですか?

田中 さくちゃんと奈子ちゃんが帰ってくる頃は、絶対にビッグっていうか、大きい存在になって帰ってくると思います。そこで差がついちゃってたらダメだなって思うので、HKT48ももっと頑張っていかなければいけないし、自分も今よりももっと、周りを引っ張れる存在になっておかなきゃって思います。

――2年後。なこみくが再び復活するわけです。

田中 今は、「なこみく」って呼ばれたいです。奈子のこと大好きだし、一緒にパフォーマンスをしたいので。2年後、隣にならんだときに「あれ?」って思われないように、恥ずかしくないように。差をつけられないように。HKT48も、もっとたくさんの人に知ってもらいたいです。

――ありがとうございます! では最後に、2019年の目標を。

田中 2019年。グループとしても個人としても大事な年になるので、応援してくださる皆さんの期待を裏切らないように頑張りたいと思います。

難しいことだと思うんですけど、莉乃ちゃんとか、さくちゃんと奈子ちゃんのぶんまで背負えるぐらいの存在になりたいです。「HKT48といったら田中美久」って言ってもらえるぐらい頑張りたいです。

――今はプレッシャーだと思いますが、頑張って下さい。

田中 本当ですよ! 右も左もなにもわかんないです(笑)。でも、気持ちだけは前に進もうって思ってます。

●田中美久(たなかみく) 
2001年9月12日(17歳)熊本県出身。HKT48の3期生メンバー。好きな食べ物は「天神ホルモンのまるちょう」。矢吹奈子とともに「なこみく」として活躍。自身のユニット曲『ロマンティック病』がAKB48リクエストアワー2019で堂々2位を獲得。公式Twitter【@miku_monmon3939】

取材・文/篠本634(short cut) 撮影/武田敏将

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