「全領域異常解決室」10月9日OA第1話あらすじ 興玉(藤原竜也)&小夢(広瀬アリス)が「神隠し」を調査、元アイドル(吉村界人)が重要人物に浮上も…

俳優の藤原竜也が主演する連続ドラマ「全領域異常解決室」(フジテレビ系、水曜後10・0)の第1話(15分拡大)が9日、放送される。

「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(21年ほか、TBS系)などで知られる黒岩勉さんが脚本、「リーガル・ハイ」(12年ほか、フジ系)などの石川淳一さんが演出を担当する完全オリジナルのミステリードラマ。「神隠し」「シャドーマン」「キツネツキ」といった、最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を「全領域異常解決室」という捜査機関が解決していく姿を描く。

「全領域異常解決室」第1話あらすじ

警視庁音楽隊カラーガードの雨野小夢(広瀬アリス)は、ある日突然「全領域異常解決室(通称、全決)」への出向を命じられる。神社の社務所のような外観の本部へ行くと、中には室長代理の興玉雅(藤原)がいた。興玉いわく「全決」とは大和朝廷時代からある世界最古の捜査機関で、超常現象のような“不可解な事件”を捜査する内閣官房直轄の機関だという。小夢はそんな機関が実在することに驚き、自分がなぜこんな所に配属されたのか不思議に思う。

興玉は、現在捜査している「神隠し事件」について小夢に説明。最初の事件は半年ほど前に起こり、現場に残されていたのは服と持ち物、そして大量の血液で、遺体は見つからず、まるで人間の体だけが消えてしまったような状況だという。その後、ネット上に「これは『神隠し』である」「私は神の一柱、ヒルコである」という犯行声明が出た。その後も同じような事件が相次ぎ、ヒルコはその度に声明を発表。人々は徐々にヒルコの存在を信じ、恐れ、中には崇める者もいた。

興玉と小夢は「全決」局長の宇喜之民生(小日向文世)に指示され、合同捜査に参加するため、警視庁捜査一課へ赴く。捜査一課に到着すると、そこには警部の荒波健吾(ユースケ・サンタマリア)、二宮のの子(成海璃子)、北野天馬(小宮璃央)たちが捜査資料を見ていた。

荒波は興玉たちに怪訝な表情を浮かべながらも、重要人物として捜査している松宮瑠偉(吉村界人)について説明する。松宮は元々、メン地下アイドルグループに所属していたが、解散した後はファンの女性とデートをするなどして稼いでいた。今まで起きた8件の神隠し事件のうち、彼は直近の3件で第一発見者になっており、3人全員が松宮とデートを重ねる熱狂的なファンだった。しかし松宮は犯行時刻にシェアオフィスで働いており、その姿が防犯カメラにも映っていたためアリバイがある。その最初の事件のあと、松宮は「ヒルコが見える」と話すようになり、SNSで大きな話題になった。

その後もSNSや動画サイトでヒルコへの注意を呼びかけ、今では登録者数800万人以上という人気チャンネルに。松宮は「ヒルコが近づくと空間が歪んで見える」という。犯行現場近くの防犯カメラには、崩れたモザイクのような人間の影が移動する様子が映っていたが、興玉は犯人について「ヒルコではなくシャドーマン(光る人型UMA)かもしれませんね」と言い放ち…。

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