趣里、朝ドラ「ブギウギ」終了後、初主演に「意識するとプレッシャー」 “ゴンベエ”宇野祥平と再共演 「モンスター」制作発表

女優の趣里が5日、都内で行われた、連続ドラマ「モンスター」(カンテレ・フジテレビ系、月曜後10・0)の制作発表に出席。NHK連続テレビ小説「ブギウギ」終了後、本作で初めて主演を務めることに対し「意識するとプレッシャーを感じる」と述べた。

“常識”にとらわれず、“感情を排除“して相手と向き合う得体の知れないモンスター弁護士の神波亮子(趣里)が、時に法が追いついていない令和ならではのさまざまな問題と向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かう1話完結の弁護士ドラマ。脚本は、草なぎ剛が主演した「僕の生きる道」(同局)など“僕シリーズ3部作”で知られる橋部敦子さん、監督は「僕の生きる道」の三宅喜重さんが務める。

戦後の大スターで「ブギの女王」として人気を博した歌手、笠置シヅ子さんをモデルに、大正生まれのヒロイン福来スズ子(趣里)が多くの困難を乗り越えて歌手の道を突き進み、人々に勇気と希望を与えていく姿を描いた朝ドラ「ブギウギ」。連続ドラマでの主演はそれ以来となる。「ブギウギ」が好評を得ただけに、主演であることを意識してプレッシャーを感じたともあるというが、現在はあまり気負うことなく撮影現場に足を運んでおり、「真摯に作品に向き合っていこうという気持ちで毎日撮影しております」と笑顔を見せた。共演者については「本当にみなさんすてきな方ばかりで、お正月に家族と会うような雰囲気で過ごしています」と話した。

会見にはジェシ―(SixTONES)、宇野祥平、音月桂、中川翼、YOUも参加。「ブギウギ」で、スズ子の実家で働くゴンベエを演じた宇野は、今作での再共演に「こんなに早く共演出来るとは思っていなくてうれしかった」とニッコリ。「ブギウギでも笑顔が印象的でしたが、今回は違うクールな役。また違った笑顔が見られるのを楽しみにしたいです」と語った。

また趣里は、本作について「和気あいあいとやっていますが、お芝居もすてきで、このチームだからできるものがあると思います。タイトルにあるように、『モンスターとは?』と考えさせられるような内容で、最後まで楽しんでいただきたいです」とアピールした。

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