白石麻衣、乱暴な言葉を使う役に「ストレス発散になります!」 杉野遥亮を殴るシーンも…フジドラマ合同会見

元乃木坂46で女優の白石麻衣が20日、フジテレビ湾岸スタジオで行われた「フジテレビドラマライブ2024・秋」内の「オクラ~迷宮入り事件捜査~」(火曜後9・0)会見にダブル主演を務める反町隆史、杉野遥亮と共に出席。“元ヤン”を演じることでストレス発散になっていることを明かした。

本作は、同局制作としては「ゴーストライター」(2015年)以来9年ぶりに復活する“火9″ドラマ枠の第1弾。人情味溢れる昭和刑事の飛鷹千寿(反町)と、クールな令和刑事の不破利己(杉野)が、長期に渡って未解決となっている実質“オクラ”(お蔵入り)状態の事件に挑むヒューマンミステリーエンターテインメントだ。白石は、千寿や利己と同じ部署に所属する元ヤンの女性刑事、結城倫子を演じる。

白石は倫子について「結構勝気な性格で、杉野さん演じる利己が淡々と物事を進めていくことに対してすぐ手が出てしまう」と説明し、元ヤンならではのキャラクターであることを強調。杉野が「結構殴られるシーンがあるのです」と賛同すると、白石は「でも千寿さんに対しては、しっかり後ろについていく」と述べ、相手に応じて倫子の言動にコントラストがあるとした。

共演する反町は、「倫子はすごくさばさばしている役なのですが、とてもいい」と白石の演技を絶賛。そのうえで「僕と杉野くんの間で起こるバトルにスッと間に入り込んでくれる」と補足し、倫子がバチバチとなる2人のいい潤滑油になっていると付け加えた。

劇中では元ヤンらしく言葉遣いも特徴的な倫子。白石は「結構乱暴な言葉遣いも多いのですが、普段言えないような言葉なので、結構ストレス発散になっているのです」と笑った。

会見では、物語のキーポイントが話題になり、反町は「混ぜると危険」と表現。「まったく方向性の違う刑事が、一つの事件に向き合ったとき、バチバチになる」とその真意を伝えた。杉野も「同じことをやっているのに、見ていることが違う」と続き、ドラマのなかでは、ハードなシーンも多いとアピール。また今回が初共演となる反町とのエピソードも紹介し、「反町さんとは初共演で『大丈夫かな、俺』と思っていたのです。でも初日に反町さんに手錠をかけるシーンで、うまくできずに何度もやってしまったとき、何も言わずに見守ってくれていました」と笑った。

ドラマライブには、月9ドラマ「嘘解きレトリック」から鈴鹿央士、松本穂香、味方良介、月10ドラマ「モンスター」から趣里、音月桂、中川翼、火9時ドラマ「オクラ~迷宮入り事件捜査~」から反町、杉野、白石、水10ドラマ「全領域異常解決室」から藤原竜也、広瀬アリス、火ドラ★イレブン「スノードロップの初恋」から宮世琉弥、小野花梨、土ドラ「バントマン」から鈴木伸之、倉科カナも参加した。

ジャンルで探す