朝ドラ「虎に翼」“よねさん”土居志央梨の「アホか!」は恥ずかしい?「大体もじもじしている」 特番で伊藤沙莉、桜井ユキ、平岩紙、ハ・ヨンスと座談会

27日に本編が最終回を迎えるNHK連続テレビ小説「虎に翼」の特別番組「虎に翼×米津玄師スペシャル」が18日に放送され、主人公の佐田寅子を演じる伊藤沙莉と、寅子の学友を演じた土居志央梨、桜井ユキ、平岩紙、ハ・ヨンスが、行きつけの甘味処「竹もと(笹竹)」のセットに集結し座談会を行った。

進行役の桜井から、演じる際に意識していることを聞かれた土居は、弁護士の山田よねについて「心の中では情熱を持って、優しさを秘めている人」と解説。怒っている姿が印象的なよねだが、「そこ(優しさ)が消えないように、ただの狂犬にならないように意識してた」などと振り返った。おなじみの「アホか」というセリフを言う際、「照れてることが多かった」と伊藤からツッコまれると、土居は「恥ずかしい。大体もじもじしている」と顔を赤らめた。

同じ質問に伊藤は「寅子の言葉が嫌味にならないように心がけていた」とコメント。桜井が「愛きょうみたいなものが寅ちゃんは必要だったと思うけど、それって沙莉ちゃんじゃないと成立しなかったと思う」と絶賛すると、伊藤は照れ笑いしながら「アホか!」とよねのセリフをまねて、おどけた。

座談会ではこのほか、出演者たちが名シーンを振り返る企画も行われ、ハ・ヨンスは「明律大女子部存続の危機に立ち向かった香淑(ハ・ヨンス)たち」、平岩は「出征する優三(仲野太賀)と寅子の涙の別れ」、桜井は「遺産存続の会議で家族と決別を宣言する梅子(平岩)」、伊藤は「戦争で不自由な体になった玉(羽瀬川なぎ)が、涼子(桜井)に思いをぶつけるシーン」をそれぞれピックアップした。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く朝ドラ「虎に翼」。主題歌「さよーならまたいつか!」を歌うのは、シンガー・ソングライターの米津玄師。語りを「カーネーション」(2011年度後期)で主演を務めた女優の尾野真千子が担当する。座談会には、玉役の羽瀬川も出席予定だったが、体調不良のため欠席となった。

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