「あの子の子ども」避妊に失敗した福(桜田ひより)、生理になり安堵で涙するも…ナレーションに不安の声続出「絶対違うでしょ」

女優の桜田ひよりが主演を務める連続ドラマ「あの子の子ども」(カンテレ・フジ テレビ系、火曜後11・0)の第2話が2日に放送された。避妊に失敗した高校生、川上福(桜田)に生理が来て安堵、涙する場面があったが、そのシーンで流れたナレーションに、視聴者から不安の声が続出した。

ドラマは、第47回講談社漫画賞・少女部門(2023年度)を受賞した、蒼井まもるさんの同名少女漫画が原作。“高校生の妊娠”をテーマに、妊娠が発覚したことで日常がガラリと変わってしまった高校2年生カップル、福と月島宝(細田佳央太)を描く。

この日の放送で、妊娠したかもしれない恐怖と後ろめたさから病院を飛び出してしまった福は思い直して診察を受ける決心をしたが、その日の診察は午前中で終了しており、慌てて別の病院を探したが、世間は連休中でどこも休診だった。保護者の同意なしで受診することも難しく、未成年である現実を突きつけられる福。そのうえ、宝は陸上の大会で地区予選を通過して翌日行われる決勝へ勝ち進んだため、本当のことを伝えて不安をあおるわけにもいかなかった。

一方、地区予選に臨んだ宝は、避妊に失敗したうえ、福を1人で病院へ行かせてしまった罪悪感を拭い去ることができず、大会中も福が無事に受診できたかどうか気になっていた。しかし、それをはっきり確かめる勇気がなく、レース後のやりとりで、福が予定どおり翌日から旅行に出かけると知り、安堵した。

連休が終わり、日常が戻ってくると、まるで何事もなかったように、しかし、心の中では何も起こりませんようにと祈りながら、2人はそれまでと変わらない生活を送った。だが福は、病院に行けなかったことを宝に伝えておらず、頭の中は不安でいっぱいで心から笑えなかった。そんななか、この日のエンディングで、福に生理が来た。福は安心して学校のトイレで涙を流し、宝にもそのことを報告した。しかし、「生理が来たと“思った”ときは安心して涙が出ました」と、福が当時を振り返るナレーションが流れたため、SNSでは「生理がきたと思った時ってことは生理ではなかった?ってこと? 不正出血」「生理きたと思ったけど違ったんだ」「どうゆうこと?」「本当に…?絶対違うでしょうよ」などのコメントが並んだ。

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