朝ドラ「虎に翼」寅子(伊藤沙莉)ラジオ出演→「カムカムエヴリバディ」とのリンクに期待の声 「おちょやん」「花子とアン」など連想する視聴者も

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第63話が26日、放送され、ヒロインの佐田寅子(伊藤沙莉)にラジオ出演の依頼が舞い込み、「カムカムエヴリバディ」(2021年度後期)などラジオにかかわりの深い朝ドラを連想する視聴者が続出した。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く「虎に翼」。

ドラマは現在、第13週「女房は掃きだめから拾え?」(第61~65話)が放送されており、昭和24(1949)年4月、家庭裁判所の特例判事補と最高裁判所家庭局事務官を兼務する寅子が、多様な業務に追われて忙しい日々を送っている。そんななか、この日の放送の終盤で、寅子は、上司の最高裁判所家庭局長、多岐川幸四郎(滝藤賢一)から、家裁の存在を世間に広く知ってもらう活動の一環として、一緒にラジオ番組に出演してもらうことになったと告げられた。

家裁では現在「広報月間」と銘打ったキャンペーンを展開中で、「愛のコンサート」開催に向けて、出演してくれる歌手の交渉役を寅子が担当している。その流れで劇中に「コロンコロンレコード」「東京ブギウギ」「福来スズ子」というキーワードが立て続けに登場したことから、視聴者の間では、前作「ブギウギ」(23年度後期)の世界線とリンクする展開への期待が高まっている。この日は「ラジオ」というワードが飛び出し、多くの朝ドラファンが反応。SNSには、「ブギウギの次はカムカム?」「ラジオと言えばカムカムエヴリバディ」「ラジオでカムカムに遭遇?」「今度はカムカムが絡んできたりして」など、ラジオの英語講座がモチーフの1つだった「カムカム」とのつながりを予想する声が寄せられた。

「カムカム」のほかにも、ラジオはさまざまな朝ドラで重要な舞台や背景として登場していることから、「ラジオは花子にもモネにも縁があります」「ブギウギ界に続きおちょやん界とも接点が…?」「パーソナリティーは村岡花子?」「原日出子の代わりに?」というように、「おかえりモネ」(21年度前期)「おちょやん」(20年度後期)「花子とアン」(14年度前期)「本日も晴天なり」(1981年度後期)といった作品を連想した書き込みも見受けられた。

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