「くる恋」「アンメット」「9ボーダー」さらには月9「366日」も…!? 春ドラマ3作品の共通点に「こんな被る?」「まさか遥斗も」

4月にスタートした春ドラマ「くるり~誰が私と恋をした?~」「9ボーダー」(ともにTBS系)、「アンメット ある脳外科医の日記」(カンテレ・フジテレビ系)の3作品が、“ある共通点”を持つ連ドラとしてドラマファンの間でちょっとした話題になっている。この3作品にはすべて過去の記憶を失ったキャラクターが登場。うち2作品が主人公で、残りの1つも物語のキーマンであることから、SNSに「記憶喪失クール」「まさかの記憶喪失かぶり」などのコメントが寄せられている。

「くる恋」は、生見愛瑠が主演を務める連ドラ。ある事故で記憶喪失になった緒方まこと(生見)が、手元に残された男性用の指輪を手掛かりに「恋の相手」と「本当の自分」を探していく。自分の名前をはじめ、自分にまつわるすべての記憶を失ってしまったまことだが、彼女の前に、「元カレ」を名乗る西公太郎(瀬戸康史)ら指輪がピタリと合う3人の男性が出現。恋の四角関係が繰り広げられるほか、考察的な要素を含む作品として話題になっている。

「アンメット」では、主演の杉咲花が過去2年間の記憶がない脳外科医、川内ミヤビを演じている。記憶喪失の脳外科医であるミヤビが、目の前の患者を全力で救い、自身も再生していくヒューマンストーリーで、失われた記憶をめぐるミステリー要素も見どころのひとつだ。

一方、主人公ではないが、「9ボーダー」にも記憶を失ったキャラクターが登場する。主人公の大庭七苗(川口春奈)が出会う謎の男性「コウタロウ」(松下洸平)。1カ月前、階段から落ちて頭を強く打ち、バルの前で血を流して倒れていたところを店主の辻本あつ子(YOU)に助けられ、バルに住み込みで働いている。仕事に打ち込むあまり恋愛から遠ざかり、焦りや寂しさを抱えている七苗に今後、大きな影響を与えていくと思われる。記憶を失っていることから、コウタロウも仮の名前だ。

記憶喪失のキャラクターが登場する連ドラが同クールに3作品も放送される偶然にドラマファンがSNSで「記憶喪失系…こんな被るん?」「記憶喪失多め」「記憶喪失クール」などと反応。さらに、広瀬アリスが主演する月9「366日」(フジテレビ系)では、広瀬演じる主人公の恋人、水野遥斗(眞栄田郷敦)が第1話(8日放送)のラストシーンで事故に遭い、その後、意識不明となった。29日に放送される第4話の予告では、遥斗が病室で目を覚ますシーンがあり、その目つきがうつろだったことから、「まさか遥斗も…?」「これでもし遥斗が記憶喪失なら今期ドラマ4人目」などのコメントも寄せられている。

一方、「くる恋」に登場する公太郎と、「9ボーダー」のコウタロウという「名前被り」に反応するドラマファンも。公太郎役の瀬戸と、コウタロウを演じる松下といえば、「美しい日本に出会う旅」(BS-TBS)にともに「旅の案内人」で出演していることから、「洸平さん、瀬戸くんと旅番組でも一緒だし」「美しい日本に出会う旅コンビで、ダブルコウタロウ」といった書き込みも寄せられている。


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