「ユーリ!!! on ICE」劇場版が制作中止に ヴィクトル役・諏訪部順一がコメント「私も非常に残念」

声優の諏訪部順一が19日、X(旧ツイッター)を更新。この日、「ユーリ!!! on ICE 劇場版 : ICE ADOLESCENCE」の制作中止が発表されたことを受け、思いをつづった。

諏訪部は「楽しみに待っていてくださった作品ファンの皆さんが世界中にいらっしゃるので、私も非常に残念です」と胸の内を告白。それでも「いつか何かのカタチで、ヴィクトルたちの生きる世界線が改めて描かれる事があればいいなぁ… と願いつつ、美しく完結したTVシリーズを改めて見返してみよう」と前向きに呼びかけ、「思い出は色褪せない」と結んだ。

2016年にテレビ朝日系などで放送された「ユーリ!!! on ICE」はフィギュアスケートをテーマにしたアニメで、社会現象といわれるまでの大ヒットに。崖っぷちのフィギュアスケーターの勝生勇利と、コーチに名乗り出た世界選手権5連覇のヴィクトル・ニキフォロフが二人三脚でグランプリファイナル優勝を目指す物語で、諏訪部はヴィクトルの声を務めた。

劇場版の制作中止はこの日、作品のHPなどで発表された。「お待たせしてしまっていた何年もの間、変わらぬ声援を送ってくださった皆様のご期待に応えることができず、誠に申し訳ございません」と謝罪し、「本作品を製作委員会・スタッフ一同でつくりあげ、皆様のもとに届けるべく、度重なる協議や調整を続けてまいりましたが、諸般の事情により製作を断念せざるを得ないという判断に至りました」と説明した。

多くのファンが公開を心待ちにしていた本作。制作中止の発表を受け、SNSには「ユーリ劇場版、制作中止を知って……絶望…」「ユーリ制作中止泣いてる」などのコメントが殺到した。一方、諏訪部の投稿はファンをなだめたようで、「思い出は色褪せないですね!!TVシリーズを見てユーリの世界に浸ろうと思います」「TVシリーズを改めて見返します またヴィクトルや勇利たちに会える日が来ることを祈って…」「いつかどんな形でもまたヴィクトルや勇利に会えたらうれしいなと思います」といったコメントが寄せられている。

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