明墨(長谷川博己)と⾚峰(北村匠海)が瞬間移動!? 「アンチヒーロー」公式Xで“絶対にありえないシーン”をワンカットで繋ぐVFX(視覚効果)を紹介

俳優、長谷川博己が主演を務める「日曜劇場『アンチヒーロー』」(TBS系)の公式X(旧ツイッター)が19日、更新され、第1話(14日放送)⾒返し“追いアンチ”ポイントとして、制作陣のこだわりがつまったVFX(視覚効果)を紹介するメイキング動画を2本公開した。

視聴者に「正義の反対は、本当に悪なのだろうか?」を問いかける「弁護士ドラマ」の枠組みを超えた完全オリジナルの連ドラ。「殺人犯をも無罪にしてしまう」“アンチ”な弁護士、明墨正樹を長谷川が演じる。

第1話では裁判所のシーンがあった。その廊下は静岡県庁で撮影が⾏われ、法廷の内部は同局の緑山スタジオ内にセットが組まれている。劇中では、明墨と部下の赤峰柊斗(北村匠海)が廊下を通ってそのまま入廷するシーンがあったが、廊下と法廷では撮影場所が異なるため、本来であれば絶対に画は繋がらないが、放送ではワンカットで繋がっている。また別のシーンでは、⾚峰が外出先から「明墨法律事務所」に戻ってくる場面も同様にCGが駆使されており、新橋駅前ビルで撮影された廊下と、セットが組まれている事務所内がワンカットで繋がっている。

公式Xでは、これらのシーンがどのように撮影されワンカットに繋げられたのかについて、VFXのメイキングを複数のカットを混ぜ込みながら紹介。「本来繋がらないシーンをどう繋げるのか」にドラマ制作陣が挑戦しているとアピールした。何気ないシーンのなかには制作陣の細かいこだわりがつまっているという。

第2話(21日放送)は、殺人罪で起訴された緋⼭啓太(岩⽥剛典)は本当に無罪なのか、それとも有罪なのか、その判決の行方に注目が集まっている。飯⽥和孝プロデューサーは「1話と2話はある意味、“スタート地点”という位置付けになっています。また、1話のエピソードタイトルである『接点』。これは、ドラマをみる上でのヒントになりますので、そういったところにも注⽬して、1話を⾒返してもらい、緋⼭の事件が結審する2話を楽しんでいただければと思います」と話している。


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