《腐った橋》梅宮アンナが羽賀研二容疑者の熱烈エールを“スルー”した理由 亡き父・辰夫への感謝と反省

梅宮アンナと逮捕された羽賀研二

 タレントの羽賀研二(本名・當眞美喜男)容疑者(63)が9月25日、強制執行妨害などの容疑で逮捕された。羽賀容疑者が所有する不動産などをめぐって虚偽の登記をした疑いが持たれており、元妻の當眞麻由容疑者(47)、山口組系弘道会傘下の暴力団組長・松山猛容疑者(69)ら7人が逮捕された。

【写真】今年の夏に復帰への思いを語った時の羽賀研二

 羽賀容疑者は、8月13日に乳がん闘病中であることを公表した元恋人・梅宮アンナ(52)に、SNSを通じて熱いエールを連日送り、注目が集まっている最中の逮捕だった。スポーツ紙記者が語る。

「彼なりの配慮なのか、〈貴方は女性達の指針であり目標〉や〈貴方は強い! 必ず勝ちます!〉とアンナさんの名前をはっきり出さずにメッセージを発信していましたが、逮捕直前の9月24日には、〈貴女をとても尊敬してる〉とSNSから拝借したらしきアンナさんの近影を使った動画を公開していました。

 また、〈いろいろなことを思い出す。話したくて! 何か手伝いたくて〉と彼女を直接サポートする意思を示すような投稿もありました。元恋人とはいえ、25年前に破局した相手です。連日の投稿に、売名を疑う声も寄せられていました」

 アンナはインタビューで、羽賀容疑者のエールに言及していた。

「9月25日に公開された『スポニチ』のインタビューで、アンナさんは、『なんか初めてまともだなと思いました』や『もし彼が病気になったと聞かされたら、私も同じように答えると思います』と語り、それなりに感謝の念はある様子でした。ただ、『別に、また会いたいとも思わない』としており、予防線を張っている印象も受けました」(前出・スポーツ紙記者)

復縁は「絶対にありえない」

 羽賀容疑者の投稿が話題になる中で、ネット上では、〈もう一度一緒になってほしい〉と復縁を期待する声まで出ていた。しかし、アンナを知る人物は、「それだけは絶対にありえない」と断言する。

「病気で弱ったときにパートナーが欲しくなる人もいますが、アンナさんは全くそういうタイプではありません。独り身を淋しく感じる気持ち自体はあるようですが、『ただでさえ治療で大変なときに、男に使う時間も気力もない』という考えでした」(アンナの知人)

 交際当時、アンナの父親である梅宮辰夫(享年81)は、羽賀容疑者のことを“稀代のワル”や“腐った橋”と呼び、娘との交際に猛反対していた。それでも羽賀容疑者とアンナは交際を続けて、メディアでもアツアツぶりを隠す様子がなかったが、1999年に破局。アンナにとって、羽賀容疑者との関係は苦い思い出のようだ。

「交際当時、アンナさんは羽賀さんとの関係に悩んで激ヤセし、『神様、研ちゃんを変えてください』とお祈りするほどでした。しかし、別れてから時間が経つと、自分のこと以上に、親をさんざん心配させてしまったことのほうが辛く感じたようです。

 その申し訳なさもあって、アンナさんは晩年のお父さんを献身的に介護し、立派に看取りました。厳しくも優しく見守ってくれた父親への感謝があるからこそ、いくらメッセージを送られようと、羽賀さんにまた会おうなんて考えはちっともなかったと思います。もしうっかり情にほだされて連絡を取っていたら……と想像するとゾッとします」(前出・アンナの知人)

 今度は、“腐った橋”を渡らずに済んだ。

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