《愛人との半同棲先で修羅場》それでも三田寛子が中村芝翫から離れない理由「夫婦をつなぎとめる一通の手紙」

修羅場を迎えた中村芝翫と三田寛子

 歌舞伎役者・八代目中村芝翫(58)の“2年ぶり4度目不倫”が発覚してから、わずか約1か月──。5月初旬、愛人との半同棲先に妻・三田寛子(58)が乗り込む現場をNEWSポストセブン取材班がキャッチした。その様子を偶然目撃したという関係者が語る。

【激怒修羅場】大きな荷物を芝翫に手渡す、Tシャツとサングラス姿の三田。他、芝翫と愛人・Aさんの密会の様子など

「大きなジープだなと思って見ていたら、Tシャツにサングラスというカジュアルな服装の三田さんが降りてきたのでびっくりです。三田さんが表玄関から呼び鈴を押すと、通用口から芝翫さんが出てきました。2人で家に入って行った直後、5〜6回ほど、『〇〇ちゃーん!』と家の中の“誰か”を呼びつける三田さんの声が、住宅街に響き渡りました。

 その後も三田さんの怒ったような声が10分ほど家の外まで漏れていました。しばらくすると2人はまた玄関のほうに出てきましたが、三田さんは『もっとしっかりしなさいよ!』『こんな可愛いサンダルがたくさんあって、おかしいよ』と怒っていました。芝翫さんは終始下を向いて、苦虫を噛み潰したような表情を浮かべていました」

なぜ愛人がいても離れないのか

 今年4月、NEWSポストセブンは、芝翫が東京都内にある実家で愛人と生活し、新たに借りた熱海のマンションへ向かう途中にスピード違反をしたという“2年ぶり4度目不倫”をスクープしている。この際、三田は取材に対し、《夫とは夫婦間のコミュニケーションもとっておりますし、これは私たち家族の問題ですので、これ以上はお話することはございません》と長文のメッセージを返していた。

 名門「成駒屋」の大黒柱である芝翫は、何度もスキャンダルで世間を騒がせてきた。襲名直前の2016年には、京都の人気芸妓との不倫をスクープされた。2021年1月には女性ファンとの不倫を再び週刊文春にスクープされ、同年末にはアパレル関係の40代女性との京都密会不倫をNEWSポストセブンが報じた。この“アパレル関係の40代女性”は、芝翫が現在に至るまで前出の実家で半同棲している相手であり、愛人といえど長い付き合いになってきている。

 何度裏切られても、三田は献身的に夫を支えてきた。

「“女遊びは芸の肥やし”という価値観が残る業界ですが、歌舞伎ファンの間でも三田さんに同情する声は少なくありません。しかし、やはり三田さんの頭の中に“離婚”の2文字はないのだと思います。三田さんは歌舞伎について何も知らない状態で成駒屋に嫁ぎ、必死に勉強して今の立場があります。息子3人も歌舞伎俳優となり、もはや三田さんにとって、“梨園の妻”というのは人生をかけた仕事です」(スポーツ紙記者)

 夫のスキャンダルに、心が全くかき乱されなかったわけではない。それでも人前で動じた様子をいっさい見せなかったのは、三田なりのプライドだ。

「三田さんは京都の染物店の生まれで、“京都の人間は、品格と美意識を大切にしなければならない”と古風な育て方をされました。“女の子が人前で泣くのは下品だ”と厳しくしつけられたそうで、人前では常にシャンとしています。どんなにつらいことがあっても、お客さんの励ましの言葉で自分を奮い立たせていると聞きました」(三田の知人)

 芝翫への情もあるようだ。

 三田は結婚後なかなか子宝に恵まれず、やっと妊娠したと思ったら流産してしまった過去を自ら明かしている。妊娠報道も出て祝福ムードだった中での流産発覚だったことで、苦しい思いをしたことをインタビューなどで繰り返し語っている。

「そんななか、芝翫さんは妻の心を癒やすため、初めてのラブレターを送ったそうです。さらに旅行に連れ出し、『長い人生、ゆっくり行こう』と慰めてくれたり、彼の不器用な優しさに三田さんはずいぶん元気づけられたと聞きます。『あの悲しみを乗り越えたことで、本当の意味で夫婦になれた』と振り返っていました。

 三田さんの理想は、中島みゆきの曲『』の歌詞にあるような夫婦。ともに支え合って成駒屋を盛り立てるという点で、ふたりがベストパートナーであることに変わりはないのかもしれません」(前出・三田の知人)

 夫婦の形はいろいろだ。

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