【初主演海外ドラマが続編決定】山下智久、ワールドワイドな活躍を支える「夜遊びやめてジム通い」「家族による万全のサポート」

初の主演海外ドラマ『神の雫/Drops of God』の続編制作が発表された山下智久

 赤ワインが入ったグラスを手に取り、ひと回ししてゆっくりと鼻先に運ぶ。目を閉じて香りに集中すること数秒、目を開くとかすかな笑みを浮かべた──甘美なシーンに重なるのは、流暢な英語のモノローグ(心の声)だ。

【写真】プライベートでも白ジャケット姿がきまる山下智久

 声の主は山下智久(39才)。これは昨年配信されたドラマ『神の雫/Drops of God』のワンシーンだ。山下にとって記念すべき初の「主演海外ドラマ」だった。

 5月22日、同作の続編制作が発表された。

「『神の雫』は動画配信サービス『Hulu』のオリジナル作品で、日仏米が共同で制作。日本の同名漫画が原作で、山下さんは主人公のワイン評論家を演じました。配信開始から話題を呼び、全8話配信後の昨年12月には、海外の配信先である『Apple TV+』内のランキングで1位に。山下さんは自身のSNSで《#神の雫 #世界一》とハッシュタグをつけて喜びました。

 そうした人気もあり、比較的早い段階で続編の制作が決まっていたそうです」(芸能関係者)

 ハリウッド映画『マン・フロム・トロント』(2022年公開)に出演するなど、山下は世界の舞台でも存在感を示しつつある。大きな武器が語学力だ。

「10年前から独学で英語の勉強を始めた山下さんは、週に4回は英語に触れるというルールを自らに課したそうです。いまでは英語の台本も難なく理解することができ、撮影現場では監督と英語でディスカッションもするほど。演技力の評価は海外でも高いといわれています。海外進出を目指して挫折した俳優は少なくありませんが、山下さんは間違いなく成功者。彼の活躍を、“一人勝ち”と評価する関係者もいます」(前出・芸能関係者)

 活躍の背景には、転機となる出来事があった。2020年8月、『文春オンライン』が、山下のコロナ禍での「未成年との飲酒疑惑」を報道。山下は一時活動を自粛したが、同年10月、復帰を宣言しないまま旧ジャニーズ事務所を退所した。

「報道以降、山下さんは変わりました。以前は飲み歩くことも多かったようですが、夜遊びはほとんどしなくなった。どんなに忙しくても毎日ジムに通って体を鍛え、朝は水風呂に入って思考を整理することをルーティンにしています。

 その結果、惚れ惚れするほどの細マッチョに仕上がっています。残念ながら『神の雫』ではヌードシーンはありませんが(笑い)。いまでは、友人との会話でも、筋トレとサウナの話しかしないほどのストイックぶりだそうです」(前出・芸能関係者)

 現在は放送中のドラマ『ブルーモーメント』(フジテレビ系)で主演を務めている山下。この6月には、後輩グループのSexy Zone改めtimeleszの楽曲をプロデュースするなど、古巣との関係も良好。まさに絶好調と言える活躍ぶりだ。

「旧ジャニーズから独立後も順調なのは、家族によって万全なサポート体制が整っていることも理由の1つでしょう。3才年下の妹さんは一時期マネジャーのような役回りでした。現在、山下さんの個人事務所の役員は、その妹さんとお母さんが名前を連ねています。

 実は、事務所にはほかにもスタッフがいるのですが入れ替わりが少なくないそうで……スタッフが抜けるたびに、山下さんは家族への信頼をより強めているそうです」(前出・芸能関係者)

 6月からはアーティストとしてアジアツアーが始まる。家族と筋肉を信じ、ワールドワイドな活動は続く。

※女性セブン2024年6月13日号

ジャンルで探す