ショーン・コムズにはパターンがあった! 新たな訴訟で手口は「衝撃的なほど典型的」と主張される

ショーン・コムズ、新たな訴訟で手口は「衝撃的なほど典型的」と主張される

(C)AFLO

 9月に性的人身売買などの容疑で逮捕、起訴されたミュージシャンでラッパーのショーン・コムズ。この度新たに、男女6人から性的虐待の訴えを起こされた。訴状には、「衝撃的なほど典型的」な手口が記されているようだ。

 Peopleによると、このところコムズに対する訴訟を立て続けに起こしている弁護士トニー・バズビーが、現地時間11月19日に新たに訴訟を起こしたそうだ。訴えたのは、男性4人と女性2人。原告は、当時17歳だった女性から、39歳の男性まで幅広いが、いずれもコムズから薬物を混入させた飲料を飲まされたあと、性的暴行を受けたと訴えている。

 訴状には、「コムズと彼の仕事関係者は、女性や男性、未成年者に対し、継続的に幅広く虐待を行ってきた」と書かれ、「当時行われた虐待行為は、言葉によるものや、感情的、身体的、そして性的なものに渡る。コムズは男女両方を巧みに操り、プロのセックスワーカーと何も知らないパーティー参加者双方を、高度に組織化した性行為に参加させていた。これが、彼の虐待パターンだ」と主張。コムズによる虐待は「衝撃的なほど典型的」で、彼は自分が「法を超越」する存在だと信じていたと訴えているそうだ。

 バズビー弁護士は、彼は10月初めに未成年者25人を含む被害者120人代理人として、コムズを相手取り民事訴訟を起こしたことを皮切りに、この数週間でいくつもの訴訟を起こしている。コムズの弁護士は容疑を否定している。

 9月16日にニューヨークで逮捕され、性的人身売買など3つの罪で起訴されたコムズだが、10月10日に行われた予備審問で、2025年5月5日に裁判が始まることが明らかになった。無罪を主張するも保釈が認められず、今も拘留されており、11月21日に3回目となる保釈審問が予定されているそうだ。

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