『アングリースクワッド』『カメ止め』上田慎一郎監督が『侍タイムスリッパー』安田淳一監督とスペシャル対談! 動画公開

映画『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』上田慎一郎監督と安田淳一監督がスペシャル対談

(C)2024アングリースクワッド製作委員会

 最新作『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』の公開を11月22日に控える上田慎一郎監督と、現在拡大公開を続け“『カメラを止めるな!』の再来”と称される映画『侍タイムスリッパー』を手掛けた安田淳一監督のスペシャル対談動画が解禁された。

 『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』は、上田慎一郎監督が『カメラを止めるな!』公開前から動いていたプロジェクトで、ソ・イングク、スヨン、マ・ドンソクが共演した韓国ドラマ『元カレは天才詐欺師~38師機動隊~』を原作に、上田監督が存分にオリジナリティーを加えたクライムエンターテインメント。

 主演の内野聖陽は、税務署に務めるマジメで気弱な中間管理職の公務員でありながら、詐欺師と組んで、脱税をひた隠す大企業から未納の10億円を徴収することになった男・熊沢二郎を演じる。

 そんな公務員・熊沢と異色のタッグを組む天才詐欺師役には岡田将生。頭脳明晰(めいせき)で素早い判断力に大胆な話術と行動力を持ち合わせる天才詐欺師で、熊沢とともに壮大な詐欺を企てる男・氷室マコトを演じる。

 この度、上田監督と、映画『侍タイムスリッパー』を手掛けた安田淳一監督のスペシャル対談動画が解禁。

 自主製作の時代劇『侍タイムスリッパー』は、8月に東京・池袋のシネマロサ1館で公開されると、その卓越したアイディアや映画への愛情、完成度の高さからSNSなどを通じて口コミが広がり、公開館数が230館以上に拡大、今や社会現象に。低予算のインディーズ映画ながら動員ランキングのTOP10入りを果たすなど、2018年に興収30億円以上をたたき出した“『カメラを止めるな!』の再来”とも呼ばれている。

 対談動画では、お互いの作品の感想から始まり、『カメ止め』現象が起きた当時を懐古しながら、『侍タイムスリッパー』が現象化した今の状況まで語り合う。さらに、低予算をうたうインディーズ映画である『侍タイムスリッパー』がどう作られたか、また上田監督が『カメ止め』を経て錚々(そうそう)たる人気俳優をキャスティングした新作映画『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』を作るにあたって、インディーズ映画と比較して変わる部分と変わらない部分など撮影秘話が語られる。

 『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』について、上田監督は「キャストの人たちが、歴戦の猛者(もさ)ばかりなので。自分の持っていったプランが、現場で1回壊れるんですよ(笑)。主演の内野さんが、最初に会った時に『撮影前からがっつり一緒にやれるんならやりたい』と言ってくれて、タイマンに近いような脚本打ち合わせを何回もして…。内野さんも岡田さんもそうでしたが、みなさん現場で意見を活発に言ってくださって。意見を戦わせながら、その場で生まれるライブ感も大事にしながら作っていくというのは、(インディーズ作品と)変わらないところだったなと思いますね」と振り返る。

 一方安田監督は「おもしろかったです。作品に没入する感じで、また騙された、また騙されたという感じで、最後はたたみかけるようにどんでん返しがくる。いろんな特技を持ったチームが結集して、ひとつの目的を遂行していくというところも見応えあるし、そこへ行くまでにいろんな障害があって…ストーリーテリングとしてもよくできている。僕は個人的に、ビリヤードのシーンが『007』みたいで、こんなかっこいい映像を撮れるんだと」などと熱く絶賛し、上田監督を笑顔にさせていた。

 最後には、それぞれ挑戦したい作品や、映画作りで一番大切にしていることなど、2人の映画づくりに対する芯の部分が見える対談で締めくくられている。映画愛がさく裂した、ここでしか聞けないエピソード満載の対談動画となっているので要チェックだ。

 映画『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』は、11月22日より全国公開。

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