芸能人の“天国と地獄”投資額がすごい 30万→1000万アイドルから1億5000万損失の元アスリートまで

(左から)コウメ太夫、吉村崇

 クランクイン!

 11月14日は「良い投資の日」。これは「この日が投資を始めるのに最適な日」という説があることや、「11(良い)14(投資)」という語呂合わせから制定された。成功すれば多額の利益を得ることができる一方で、失敗すると莫大な借金を背負うこともある投資。今回は投資で成功、失敗した芸能人を紹介したい。

■コウメ太夫

 白塗りに和服姿でシュールな笑いを提供する芸人・コウメ太夫。元々、梅沢富美男劇団で俳優として芸能界デビューしており、最近は俳優としても評価が高い。

 コウメ太夫は2009年、5000万円でアパートを一棟購入し、経営を開始。2022年にバラエティ番組『ネタミちゃんとなかまたち』(読売テレビ)に出演した際には、月35万円の収入を得ていることを告白。さらに地価の上昇で、資産価値が推定8000万円に上がったと紹介された。

■杉原杏璃

 グラビアやタレントとして活躍し、高い人気を誇った杉原杏璃。10代から芸能活動を始めた彼女は、当時の仕事だけでは「食べていくことが難しい」と感じ、23歳のときに30万の貯金元手に株式投資を開始した。

 リーマンショックなどの5年後に運用資産1000万円を達成し、30歳で資産が1億円を突破したことを告白。現在は投資の経験を活かし、「株ドル」として本の執筆やセミナー講師、テレビ番組出演など、投資に関する仕事がメインになっている。

“地獄”見た投資芸能人も…損失額がヤバい

■TKO・木本武宏

 お笑いコンビ・TKOの木本武宏。彼は芸能界での活動に不安を覚えたことをきっかけに、2017年ごろから投資を開始。ビットコインなどの暗号通貨にのめり込むにようになった。

 2022年になり、投資トラブルが発覚。FXトレードや不動産投資などで総額7億円の借金を背負っていることが判明した。後輩芸人にも出資を募っており、木本はそのすべてを自ら返済する意向を示している。

 投資トラブルの影響は大きく、木本は所属していた大手事務所松竹芸能を退社。現在はフリーで活動中だ。

■平成ノブシコブシ・吉村崇

 お笑いコンビ平成ノブシコブシの吉村崇も、投資で損失を出した人物の1人。、木本の投資話に乗り3000万の損失を出したことを告白している。6月に放送された『アメトーーク』(テレビ朝日系)で、「欲をかいちゃったなって。暗号資産、仮想通貨をフルベットでいれちゃったよって話です。それは自分のジャッジですから」コメントした。

 また、2023年10月にTBSで放送された『オールスター後夜祭'23秋』でも吉村は。TKO・木本に対して、テレビを通じて「返してください! 全額待ってます!夏から途絶えてます!」と訴えた。

■川合俊一

 元バレーボール日本代表で、現在日本バレーボール協会会長の川合俊一は、テレビ朝日系バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』で投資による1億5000万円の損失を負ったことを明かしている。

 2023年3月、同番組に出演した川合は、2006年のライブドアショックと2009年のリーマンショックで合計1億5000万の損失を出したことを告白。「朝起きるたびに500万円ずつ資産が減っていく恐ろしい体験をした」と語った。

 ちなみにこの回には吉村も出演しており、川合の苦しい思いに大いに共感していた。

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