英チャールズ国王、スキャンダル噴出の弟アンドルー王子の経済支援を打ち切っていた
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性犯罪で有罪判決を受けたジェフリー・エプスタインとの関係が取り沙汰され、公務を引退した英王室のアンドルー王子。兄であるチャールズ国王が、年間100万ポンド(約1.9億円)の予算を打ち切っていたことが分かった。
この度、Daily Mailが王室伝記作家ロバート・ハードマンの著書『Charles III: New King. New Court. The Inside Story(原題)』の増補版の抜粋を掲載。その中で、国王がアンドルー王子を経済的に断ち切ったことが書かれているそうだ。
同紙によると、国王は私的な財産支出や慈善団体への寄付を管理する国王手許金会計長官に対し、アンドルー王子に予算が組まれていた年間約100万ポンドの手当の支給を停止するよう指示。さらに、数百万ポンドに及ぶ施設警備費用の支払いも停止したそうだ。関係者はDaily Mailに対し、「王子はもはや国王にとって経済的な重荷ではない」と話したという。
アンドルー王子は、未成年者への性的暴行などの容疑で有罪判決を受け、2019年に獄中で死亡したエプスタインとの交際が取り沙汰されている。彼を通じて知り合った当時17歳のバージニア・ロバーツ・ジュフリーに対し、性的暴行を行ったとして告発され、1200万ドル(約18億4000万円)の和解金を支払ったとされている。
こうした疑惑を受けて2019年にBBCのインタビューに出演した際、エプスタインと親し気に写る写真があるにも関わらず、彼と会った記憶を全て否定し、批判が噴出。これを受けて、公務を引退し、軍の称号と任務を解かれている。
11/06 14:00
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