橋本愛、デンゼル・ワシントンに抱き寄せられ「ヤバい! ダメダメ!」

映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』来日スペシャルトークイベントにてデンゼル・ワシントン(右)に抱き寄せられる橋本愛(左)

 クランクイン!

 現在開催中の「第37回東京国際映画祭」。4日、映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』来日スペシャルトークイベントが開催され、俳優のポール・メスカル、デンゼル・ワシントン、コニー・ニールセン、フレッド・ヘッキンジャー、東京国際映画祭審査委員・橋本愛が出席した。ハリウッドスターを前に緊張を隠せない様子の橋本は、デンゼルに抱き寄せられる一幕があり「やばい! やばい!」と歓喜の悶(もん)絶を見せた。

 本作は、人類の歴史上最大級の栄華を誇った大帝国・古代ローマを舞台に、苛烈を極める皇帝の後継者争いの陰謀に巻き込まれ奴隷へと落とされた元大将軍が復讐を誓い、剣闘士(グラディエーター)としてコロセウムで極限の闘いに挑む姿を描いたリドリー・スコット監督の映画『グラディエーター』の続編。東京国際映画祭ではセンターピース作品として上映される。

 奴隷として売られグラディエーターとなる主人公ルシアスを演じたポールは、アクションの撮影について「身体的にボロボロになった時がありました。それがさまざまなバトルを撮影していた数週間だったんです。例えば、船やサイに乗ったグラディエーターと戦ったり、ヒヒの群れと戦ったり、次から次へとバトルシーンを撮影していたんです」と回想。

 また「1と2を比べると、バトルという意味でも今回はかなりレベルアップしているなと感じましたし、先ほどコニーさんが指摘されたように、今だからこそ使えるツールがあるからだと思います。それを見事に使いこなすのがリドリーですし、物語的にも非常に大きなものが懸かっている、そういう状況の中で、お客様に本当に心から楽しんでもらえる、エンタメ性を持った作品を作る、それはやはりリドリーならではだと思っています」と続編やスコット監督の魅力を語った。

 その後、橋本が登場して来日キャストに花束を贈呈。橋本は「本当に緊張していて」と白い歯を見せ、謎の男マクリヌスを演じたデンゼルに抱き寄せられると「ヤバい! ヤバい! ダメダメ!」と歓喜の悶絶。

 続けて橋本は「心から敬愛する皆様に、こうやってお会いできているのが、現実のこととは思えずに、本当に震えているんですけれども、今回審査委員という役割を超越して、このような機会に立ち会えたことに、心から光栄に思いますし、皆さんが日本に来ていただいて、お話をお伺いできて、本当にうれしいです」と感激していた。

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