稀代の歌姫エイミー・ワインハウスの光と影―映画『Back to Black エイミーのすべて』本予告&場面写真解禁

映画『Back to Black エイミーのすべて』場面写真

(C)2024 Focus Features, LLC. All Rights Reserved.

 2011年に27歳の若さで他界した稀代の歌姫エイミー・ワインハウスの半生を描いた映画『Back to Black エイミーのすべて』より、予告編と場面写真が解禁された。

 さまざまな音楽的要素を融合させて独自のスタイルとサウンドを作り上げ、世界中で3000万枚以上のレコードを売り上げ、現在でも月間8000万回以上のストリーミング再生数を誇る歴史上最も偉大なアーティストの一人エイミー・ワインハウス。

 本作は、エイミーがカムデン・タウンで過ごしたアーティスト初期から、アルバム『バック・トゥ・ブラック』を発表してグラミー賞5部門受賞という栄誉に輝き、一躍世界的大スターの地位を獲得するまでの物語。若くして脚光を浴び、突然の名声に戸惑いながらも、感情むき出しの歌詞を独特のけだるいハスキーボイスで本能のままに歌い続けたエイミーの愛と喪失を描き、その知られざる素顔に迫る。

 エイミー・ワインハウスを演じるのは、現在27歳で英国のドラマ『インダストリー』シリーズでメインキャラクターを務め、映画『バービー』では王女バービーを演じたブレイク中のスター、マリサ・アベラ。その他、英国アカデミー賞受賞俳優ジャック・オコンネル、エディ・マーサン、ジュリエット・コーワン、ゴールデン・グローブ賞とアカデミー賞(R)のノミネート俳優レスリー・マンヴィルなどが脇を固める。メガホンをとったのは、『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』で知られるサム・テイラー=ジョンソン。

 解禁された本予告では、エイミーが家族や恋人に囲まれながら、成功と名声をつかみスターへの階段を駆け上がる様子から、「歌うためだけに生まれてきたの? そんなのイヤよ」と本音を口にし、パパラッチから逃げる場面や、恋人のブレイクと衝突するシーンなどが対照的に描かれる。稀代の歌姫であるエイミーに訪れる光と影を、ヒット曲に合わせ目まぐるしく映し出した映像となっている。

 また、場面写真では、ビーハイブヘアや特徴的なメイクが目を引く歌唱シーンや、喜ぶバンドをバックに唖然とするエイミー、ブレイク(ジャック・オコンネル)と顔を寄せ合い愛し合う2人の姿や、家族といる時に見せるリラックスした表情のエイミーが切り取られている。

 映画『Back to Black エイミーのすべて』は、11月22日より全国公開。

ジャンルで探す