伊藤万理華が主題歌を歌唱&ダンスも! 映画『チャチャ』のその後を描く酒井麻衣監督が撮り下ろし主題歌MV解禁

映画『チャチャ』主題歌、伊藤万理華「おはようの唄」ジャケット

(C)2024「チャチャ」製作委員会

 映画『チャチャ』より、酒井麻衣監督が撮り下ろした主演・伊藤万理華による主題歌「おはようの唄」のミュージックビデオが解禁された。

 本作は、片思いの甘酸っぱさと、だれにも言えないキケンな欲望が、独自の美しさによって共存する、ビザール(風変わりな)ラブストーリー。新進女性俳優と次世代監督がタッグを組み、「不器用に、でも一生懸命“今”を生きるヒロインたち」をそれぞれの視点で映画化するプロジェクト、“(not) HEROINE movies”=ノットヒロインムービーズの第4弾公開作品となる。主人公チャチャを伊藤万理華、チャチャが思いを寄せる樂(らく)を中川大志が演じる。

 酒井監督は、なにわ男子「初心LOVE」「ダイヤモンドスマイル」や、優里「レオ」など注目度が高いMVも手掛けている。主題歌は酒井監督と伊藤が話し合いの上、伊藤演じる主人公チャチャが歌った方が良いとなり、伊藤が自ら作詞にも協力し、完成した。

 解禁となったMVは、映画に出てくるチャチャのその後を描いたもの。雨の中、車中で浮かない顔で歌うチャチャの様子から始まり、次第に笑顔をのぞかせるとチャチャはドアを吹き飛ばし、森の中に現れる。「いったい何歳まで生きるんだろ。大変だけどスキップすればいいよ」とスキップしながら湖に飛び込み、楽しそうに自由自在にダンスしている様子が映し出されていく。

 テントをつくり、カップケーキのクリームをなめたり、寝転んだり、マシュマロを焼いたり、ボートに乗ったり、“人目を気にせず、好きなように生きる”をモットーに自由で気ままに生きるチャチャがふんだんに描かれている。真っ赤なニットにひらひらスカートのチャチャらしいおしゃれでかわいい衣装も見どころ。思わずこちらも踊り出したくなってしまいそうな、おもちゃ箱を開いたようなかわいいポップな仕上がりとなっている。

 伊藤は「『おはようの唄』は、映画を見終わったあとの混沌とした頭の中を整理する、というより巻き戻されて更に呑み込まれるようなチャチャ視点の世界が味わえる1曲です。MV現場では、頭の中で歌って踊って跳ねて駆け巡る自由奔放なチャチャを思い出しながら撮影しました」とコメント。

 酒井監督は「映画のクライマックスのあと、チャチャはどこに行ったのだろう? その1つがこのMVだと思っています。夢の中の世界から、さぁ目覚めて、また新しい物語をはじめよう! そんな思いを込めて、MVを撮影していました。愉快で楽しい音楽、不思議で毒のある歌詞、伊藤万理華さんが映画から飛び出してきたように天真爛漫に踊る姿、全部に注目です」としている。

 映画『チャチャ』は、10月11日より全国公開。

 伊藤、酒井監督のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■伊藤万理華

 「おはようの唄」は、映画を見終わったあとの混沌とした頭の中を整理する、というより巻き戻されて更に呑み込まれるようなチャチャ視点の世界が味わえる1曲です。

 MV現場では、頭の中で歌って踊って跳ねて駆け巡る自由奔放なチャチャを思い出しながら撮影しました。ところどころチャチャのキーアイテムが散りばめられています。映画と合わせてお楽しみください!

■酒井麻衣監督

 映画を撮影している時には、主題歌をどうするのかは決まっていなく、撮影終わりに私がボソッと「主題歌、チャチャさんが歌ってくれたらいいなぁ」と呟いた事がきっかけだった気がします。

 それを聞いた伊藤万理華さんが「この映画のためだったらやってみたい」と言ってくださり、そこから一緒に歌詞を考えたりと、共に作ってきました。今回MVが完成して本当に嬉しいです。

 映画のクライマックスのあと、チャチャはどこに行ったのだろう? その1つがこのMVだと思っています。夢の中の世界から、さぁ目覚めて、また新しい物語をはじめよう! そんな思いを込めて、MVを撮影していました。愉快で楽しい音楽、不思議で毒のある歌詞、伊藤万理華さんが映画から飛び出してきたように天真爛漫に踊る姿、全部に注目です。

 そして、10/11から公開の映画『チャチャ』は、このMVの何千倍も毒が潜んでいるので、そこも楽しんでくださいませ。

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