間宮祥太朗主演『ハスリンボーイ』玉山鉄二・毎熊克哉らメインキャスト一挙公開! 特報も到着

連続ドラマW‐30『ハスリンボーイ』に出演する(上段左から)毎熊克哉、間宮祥太朗、玉山鉄二(下段左から)後藤剛範、竹原ピストル

(C)草下シンヤ・本田優貴/小学館(C)2024 WOWOW INC

 間宮祥太朗が主演する11月1日23時放送・配信スタートの連続ドラマW‐30『ハスリンボーイ』(WOWOW)より、メインキャストとして、玉山鉄二、毎熊克哉、竹原ピストル、後藤剛範の出演が発表。併せて、特報映像も初解禁された。

 本作は、非合法なツールを扱う「道具屋」として池袋の裏社会に足を踏み入れたさえない大学生が、ヤクザ、半グレ、中国マフィアなど、ひと筋縄ではいかない悪人たちの中で生き抜いていく姿を、時にユーモラスに、時に緊迫感満載に描いたクライムサスペンス。

 裏社会の実情に詳しく、これまでに『半グレ』『私刑執行人~殺人弁護士とテミスの天秤~』など数々の漫画原作を担当し、動画配信番組『丸山ゴンザレスの裏社会ジャーニー』のプロデューサーも務めるライター・作家の草下シンヤと、『東京闇虫』『ただ離婚してないだけ』など、社会のダークサイドや人間の業を描いた作品で知られる本田優貴がタッグを組み、2018年に「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて連載された同名漫画が原作だ。

 Netflixシリーズ『新聞記者』『全裸監督 シーズン2』の小寺和久がメイン脚本を務め、監督を連続ドラマW 東野圭吾『ゲームの名は誘拐』をはじめ数々のWOWOW連続ドラマW作品を手掛ける鈴木浩介が担当する。

 「道具屋」とは、裏社会で生きる人間たちを相手に、主に詐欺などに使用されるトバシ(他人や架空の名義で契約された携帯電話やSIMカード)、板(他人名義の銀行口座)、偽造書類などの“非合法ツール”を手配し売りさばくことを収入源とする裏社会の専門職のこと。

 本作がWOWOW連続ドラマ初出演にして初主演となる間宮が演じる主人公の久保田タモツは、“奨学金”という名の“借金”を背負い、日々バイトに明け暮れるさえない大学生だ。ある日返済負担を減らすべく一獲千金を狙ってとった行動から詐欺に遭い、人生最大のピンチに見舞われてしまう。そんな時に出会った一人の「道具屋」に窮地を救われたことから、ちみもうりょううごめく池袋の裏社会へと足を踏み入れていくこととなる。多額の借金を背負って社会に出ることを憂い、どこか投げやりに日々を過ごしていた彼が、並み居る悪人たちと渡り歩き、命がけの駆け引きを繰り広げた先にたどり着く未来とは―?

 先日、横田真悠(里中由佳子役)と一ノ瀬颯(ウツロ役)の出演が発表された本作。このたび、メインキャストとして、玉山鉄二、毎熊克哉、竹原ピストル、後藤剛範の出演が明らかとなった。

 玉山が演じるのは、タモツの先輩道具屋・九条(くじょう)役。九条は、神保会(じんぼうかい)と牛頭組(ごずぐみ)という2つのヤクザと半グレ集団・侘威蛾(たいがー)の三大勢力が牛耳る池袋の裏社会で、悪党たちから一目置かれて重宝される優秀な道具屋。病気を患う一人娘の治療費を稼ぐために裏社会に足を踏み入れたバックボーンをもつ。タモツを窮地から救った際に警察に拘留され、代わりを務めることになったタモツに獄中から道具屋のイロハを叩き込む。本作で初共演となる間宮と繰り広げる、一風変わった師弟関係の行方に注目だ。

 毎熊は、半グレ集団の侘威蛾のボス・アキヒロ役。特殊詐欺で急成長し、一気に池袋の三大勢力の一つにのし上がった侘威蛾のやり手ボスだ。一見穏やかで紳士的、メンバーからの信頼も厚いが、怒らせると一巻の終わりと周囲から恐れられる非情さも兼ね備えている。やがて組織の下部メンバーに認められ、アキヒロと対面するタモツにもその鉄槌が容赦なく下ることに…? タモツが恋する同級生・由佳子(横田)が侘威蛾に興味を持っている様子で、何らかの関係があることを匂わせる。全話を通してタモツと関わっていく重要人物だ。

 ミュージシャンで俳優としても高い評価を受けている竹原が演じるのは、道具屋が売りさばく違法な“道具”を制作する偽造師(にんべんし)・村田役。改造したキャンピングカーをアジトとし、偽造ナンバープレートから拳銃まで日夜さまざまな道具を生み出す有能な技術者の村田は、九条に代わり道具屋となったタモツを相棒として支えていく。裏社会のルールすれすれを行くタモツに肝を冷やしながらも、結局は手を貸してしまうお人よしな人物だ。タモツと村田の凸凹コンビが命がけでピンチを切り抜けていく様にハラハラしつつ、時にくすりと笑わせてくれる。

 後藤は、謎の青年・ウツロ(一ノ瀬)の相棒・目良(めら)役。突如池袋の裏社会に現れたウツロと目良は、頭脳担当のウツロ、腕っぷし担当として汚れ仕事を請け負う目良という役割分担で、並み居る悪党たちの活動を妨害し、対立を激化させ、混乱の渦に陥れていく。果たして彼らが裏社会の均衡を崩そうとする理由とは?目良が秘めている、ある過去とは?やがてタモツの前にも立ちはだかり、中盤以降の物語のカギを握る不気味な2人組の動向にも注目だ。

 併せて、特報映像が初解禁。「オモテの顔は大学生、ウラの顔は道具屋」という言葉とともに、取引用の拳銃を手にするタモツが映し出されているほか、メインキャストである毎熊、横田、竹原、後藤、一ノ瀬、玉山の姿も。裏社会のリアルを描く本作の世界観を垣間見ることができる映像となっている。

 玉山は「九条という役は、原作であまり描かれてなかったのですが、プロデューサーの方から主人公に影響を与える重要な役と聞き説明をいただきました。間宮さん演じるタモツにあらゆる立ち回り、アイデア、知恵を受け継がせる役回りです」と自身の役柄を説明し、「裏社会の『道具屋』としてのリアリティーを生むためにさまざまな動画を見ているうちに普段目にしない世界がこれほど面白いとは、、心が動きました。『ハスリンボーイ』もそれ以上に心が震えて面白い社会派なドラマになっています」とアピール。

 毎熊は「間宮祥太朗さんとは映画『全員死刑』ぶりの共演。また彼と作品の中で暴れまわりたい! が、出演を決めた1番の理由でした」と明かし、「普通の大学生タモツに半グレのアキヒロがどう絡んでくるのか…裏社会に巻き込まれていく大学生を軸にハイテンポで展開されるドラマになっています」とコメント。

 後藤は「目良という人物がどうして主人公の周りの人達の大切なものを脅かすようになったのか、絶対仲良くならなそうなウツロと行動を共にしているのか、その根本の悲しさが常にあると勝手に感じ演じました」と振り返り、「撮影後に間宮君や毎熊君と食事をした時はほとんどがこのドラマのことしか話さないくらい皆さん真面目で真摯な人たちなので、その想いが視聴者の皆さんに届くといいなと勝手に代表して思います」と語っている。

 連続ドラマW‐30『ハスリンボーイ』は、WOWOWにて11月1日23時放送・配信スタート(全8話、第1話無料放送)。

玉山鉄二、毎熊克哉、後藤剛範のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■玉山鉄二(九条役)

九条という役は、原作であまり描かれてなかったのですが、プロデューサーの方から主人公に影響を与える重要な役と聞き説明をいただきました。個人的に前回「シャイロックの子供たち」の堅い銀行員役から、今回は裏社会を生きる道具屋、オファーの振り幅がWOWOWさん攻めているなと、、、そこにクリエイティブの根源を感じ参加させていただきました。間宮さん演じるタモツにあらゆる立ち回り、アイデア、知恵を受け継がせる役回りです。

裏社会の「道具屋」としてのリアリティーを生むためにさまざまな動画を見ているうちに普段目にしない世界がこれほど面白いとは、、心が動きました。「ハスリンボーイ」もそれ以上に心が震えて面白い社会派なドラマになっています。是非ご覧になってください。

■毎熊克哉(アキヒロ役)

半グレ集団のリーダー・アキヒロを演じます。間宮祥太朗さんとは映画「全員死刑」ぶりの共演。また彼と作品の中で暴れまわりたい! が、出演を決めた1番の理由でした。 普通の大学生タモツに半グレのアキヒロがどう絡んでくるのか…裏社会に巻き込まれていく大学生を軸にハイテンポで展開されるドラマになっています。お楽しみに。

■後藤剛範(目良役)

草下シンヤさんのYouTubeを見るのが日課だったので、原作漫画をドラマ化する内容を聞いてワクワクする気持ちと責任感を勝手に感じ臨みました。目良という人物がどうして主人公の周りの人達の大切なものを脅かすようになったのか、絶対仲良くならなそうなウツロと行動を共にしているのか、その根本の悲しさが常にあると勝手に感じ演じました。

撮影後に間宮君や毎熊君と食事をした時はほとんどがこのドラマのことしか話さないくらい皆さん真面目で真摯な人たちなので、その想いが視聴者の皆さんに届くといいなと勝手に代表して思います。

ジャンルで探す