『ザ・クラウン』キャスティング監督、いまだにメーガン妃役の売り込みを受ける
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イギリスのエリザベス女王の治世を描き、エミー賞を総なめにするなど、高評価を得たNetflixのヒットドラマ『ザ・クラウン』。すでにファイナルを迎えたものの、キャスティング・ディレクターのロバート・スターンの元には、今もなお、メーガン妃を演じさせてほしいという連絡が来るそうだ。
ピーター・モーガンがクリエイターを務めた本作は、1947年のエリザベス女王とフィリップ殿下の結婚から2000年代半ばまで、時代ごとの出来事を交えながら、王室の動きを時代を追って描いた。青年期の女王をクレア・フォイが、中年期をオリヴィア・コールマン、老年期をイメルダ・スタウントンが演じるなど、2シーズン毎にキャストを入れかえて制作。シーズン4で若き日のダイアナ妃を演じたエマ・コリンは、本作でブレイクを果たし、『デッドプール&ウルヴァリン』でヴィランを演じるなど活躍している。
スターンはVarietyとのインタビューで、「今でも『どうか私にメーガン・マークルを演じさせてくれませんか?』という手紙を受け取ります。『そうか、でももう過去のことなんだ』と思うのです」と明かした。
2年毎にキャスティングをし直すというアイディアについて、モーガンとよく話し合ったそう。「いろんな意味で実験でした」と振り返るが、「でも、2年毎に人を変え、登場人物の人生を語るというのは、本当に興味深い手法だったと思います。人は人生の段階ごとに、別人のようになるものです」と語っている。
ちなみにシーズン5から登場したヘンリー王子は、幼少期をウィル・パウエルが、若年期をフリン・エドワーズが、青年期をルーサー・フォードがそれぞれ演じた。ドラマはチャールズ国王(当時は皇太子)とカミラ王妃の結婚までを描き、メーガン妃は登場していない。
08/19 17:00
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