<アカデミー賞>『オッペンハイマー』ロバート・ダウニー・Jr.が助演男優賞! 3度目の候補入りで初

ロバート・ダウニー・Jr.

 写真提供:AFLO

 日本時間3月11日、第96回アカデミー賞授賞式が米ロサンゼルスのドルビー・シアターにて開催され、『オッペンハイマー』のロバート・ダウニー・Jr.が助演男優賞を受賞。3度目の候補入りで見事輝いた。

 『アベンジャーズ』シリーズで知られるロバート・ダウニー・Jr.は、5歳で父ロバート・ダウニー・シニアが監督・脚本を務めた『Pound(原題)』に出演し、子役デビュー。その後1983年公開の『ベイビー・イッツ・ユー』で本格デビューを果たし、ドラッグ中毒の若者を演じた『レス・ザン・ゼロ』で注目を集める。

 チャップリンを演じた『チャーリー』(1992)でアカデミー賞に初ノミネートされるも、90年代から2000年代はじめにかけてドラッグ問題に苦しみ、その後、2008年公開の『アイアンマン』と『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』で復活。ほかに、『シャーロック・ホームズ』シリーズや『ジャッジ 裁かれる判事』などに出演。アカデミー賞は3度目の候補入りで初受賞となった。

 『オッペンハイマー』は、第二次世界大戦中のアメリカで、極秘プロジェクト「マンハッタン計画」の下、世界で初となる原子爆弾の開発に成功したJ・ロバート・オッペンハイマーの栄光と没落を描く作品。ロバートは本作で、ゴールデングローブ賞ほか英国アカデミー賞、クリティクス・チョイス・アワード、全米映画俳優組合賞などを獲得している。

 <第96回アカデミー賞助演男優賞:候補一覧(★が受賞者)>
スターリング・K・ブラウン『アメリカン・フィクション(原題)』
ロバート・デ・ニーロ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
★ロバート・ダウニー・Jr.『オッペンハイマー』
ライアン・ゴズリング『バービー』
マーク・ラファロ『哀れなるものたち』

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