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『返校 言葉が消えた日』ゲームとのコラボ映像 初解禁の“濁流”シーンも

映画『返校 言葉が消えた日』場面写真

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 台湾の人気ホラーゲームを映画化した『返校 言葉が消えた日』より、本編の初解禁シーンを含む、ゲームとのコラボ映像が解禁された。

 2017年に発売された台湾の大ヒットホラーゲーム『返校 ‐Detention‐』を映画化した本作は、台湾人が忘れてはならない40年にも及んだ負の歴史“白色テロ時代”を正面から描くダークミステリー。第56回金馬奨で主要12部門にノミネートされ、最優秀新人監督賞を含む最多5部門を受賞した。

 1962年、独裁政権のもと国民のあらゆる自由が制限されていた台湾。ある高校で政府が禁止する本をひそかに読む読書会が開かれていた。だが、ついに国家の手による迫害事件が起きてしまう。その陰には、悲しい密告者の存在が―。

 解禁されたコラボ映像は、ゲーム『返校 ‐Detention‐』の世界に映画『返校 言葉が消えた日』の映像が溶け合い、ゲームの世界に入り込んだかのような錯覚を覚える内容。ジョン・スー監督が「メランコリックで美しいストーリーに強く心を動かされた」という世界で大ヒットしたゲームの印象的なシーンの合間に、ワン・ジン演じるファン・レイシンが放課後の教室で目を覚ますシーン、そして、学校から外に出ようとしたファンと男子学生のウェイが目にした、学校と外界を遮断する想像を絶する濁流の映像が、初解禁で差し込まれた。

 映画の製作過程では「製作チームのほぼ全員が原作ゲームに情熱を注いでおり、ゲームをプレイした後に感じた感情を再現するため懸命に取り組みました」と明かした監督。ゲームと映画がなぜヒットしたのかについて「いずれも台湾人に真っ正直に語りかけてきたからであり、台湾人が経験したあの衝撃的な時代について直接語ってくれる映画を、実は私たちはずっと待っていたからではないか、と感じています」と語った。

 さらに監督は「私たちがいま手にしている自由は、自然にもたらされたものではないということです。それは、より良い未来と引き換えに自分自身を犠牲にした多くの夢想家たちの苦難の上で得られたものなのです。私の役割は、原作のゲームをより広い観客へ伝えるための通訳のようなものであり、また願わくば、現在私たちが当たり前のように思っている自由を大切にしなければならない、ということを人々に想起させられるものであれば、と思っています」と公開に向けての思いを明かした。

 映画『返校 言葉が消えた日』は7月30日より全国公開。

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