「目に焼き付けろ!」櫻坂46が4周年ライブ…11月30日香港でフェス、大みそかは2年連続の紅白へ

コンサートを行った櫻坂46(カメラ・上山 陽介)

 櫻坂46が24日、千葉・ZOZOマリンスタジムで4周年ライブを開催した。2年連続となるスタジアムライブで、2日間で7万2000人が集まった。

 秋の夜空を3万6000人のペンライトが照らした。会場に吹き込む潮風と、気温が1ケタになるほどの冷え込みを吹き飛ばす熱気が、会場を包み込んだ。

 キャプテンの松田里奈(25)は「ZOZOマリンに帰ってきたぞー! 最高の景色を見させてもらって幸せ者です。この1年も3枚シングルをリリースし、東京ドームにも立って、濃い1年を過ごせました。皆さんと共有できてうれしいです。今年の集大成となるライブを見せます。私たちのライブを目に焼き付けろ!」と言葉に熱を込めた。

 ライブでは、メインステージ、センターステージ、バックステージ、ゴンドラなど、あらゆる舞台を駆け回り、会場の端から端まで、4周年の感謝を送った。熱気そのままに10月に発売した「I want tomorrow to come」など24曲を披露した。

 4周年は充実した1年を過ごした。3月から全国アリーナツアー(5都市10公演)を開催し、6月には最終公演を東京ドームで行い2日間で11万人を動員。6月にリリースした9枚目のシングル「自業自得」がグループ史上最高の76万枚以上の売り上げを記録し、今月30日には香港で開催の海外フェスに出演する。勢いそのままに、2年連続で大みそかのNHK紅白歌合戦出場が決まるなど、2024年を駆け抜けてきた。

 怒とうの1年を振り返った松田は「櫻坂に期待していてくれる声が多いと思っていて、その声を超えていきたいです。まだ見たことない景色はたくさんあり、櫻坂がある限りはゴールはないです。まだまだ見たことない景色がずっとあるはずです。その景色をたくさん見に行きたいです。5年目も皆さん、よろしくお願いします」。寒空の下、まだまだ櫻の開花は続く。(増田 寛)

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