玉袋筋太郎、昭和時代の遺産激減に危機感「昭和が残っているのはスナック、ギャンブル、町中華」

イベントを行った玉袋筋太郎

 お笑いコンビ「浅草キッド」の玉袋筋太郎が22日、都内で著書「玉袋筋太郎の♯昭和あるある」の発売記念イベントを行った。

 “昭和100年”になる2025年に先駆け、スナックと町中華を愛する玉袋によるエッセー作品。昭和世代なら共感できる“あるあるネタ”を詰め込んだ。玉袋は「“昭和100年”になる前に、早めに出しちゃえということです。中身はまさにタイトル通り。エネルギッシュでインパクトを与えてくれた昭和の思いを詰め込みました」と説明した。

 購読して欲しい読者層に関しては「平成に生まれた方も読んでほしい。なんなら、僕は平成の方が長く生きているわけで。成長する過程で、体を通り過ぎて行った昭和の文化が、この本で伝わってくれたら。まさに温故知新。時代の橋渡しができれば」とアピール。一方で「昭和は絶滅危惧種でもある」と危機感を募らせており「昭和が残っているのは、まさにスナック、ギャンブル、町中華。堂々とたばこが吸える中華とかね」と話した。

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