OSK新トップ・翼和希が率いる大阪公演幕開け 万博出演は「大阪で生まれた劇団なので必ず関わりたい」

OSK日本歌劇団トップスター就任記念公演「レビュー Road to 2025!!」で息の合ったダンスを踊る翼和希(左)と千咲えみ

 OSK日本歌劇団・翼和希の新トップスター就任記念公演「レビュー Road to 2025!!」が21日、大阪・森ノ宮のクールジャパンパーク大阪TTホールで華やかに初日を迎えた(24日まで)。

 トップ就任後の初の大阪公演。終演後の会見で翼は、幕開けの口上に「緊張で目が飛び出しそう」と苦笑し、カーテンコールでも言葉をかみまくったが、大阪・枚方市出身とあって「特別な思いがあったので、無事に終われてよかったですし、単純にうれしかった」とホッとした様子。

 「長ばかま、太鼓、甲冑(かっちゅう)を着ての殺陣…」と初ものづくしの日舞と、娘役トップスター・千咲えみと「夢だった裸足でのダンス」でも魅了した洋舞のレビュー2本立て。トップとしての目標について「心をつかんで離さない気持ちで常に進化を」「OSKの世界にいざなう玄関でありたい」と語った。

 本公演は、2025大阪・関西万博(来年4月13日~10月13日)の機運醸成も目的にした大阪国際文化芸術プロジェクトの一環とあって、万博の公式ソング「この地球の続きを」(コブクロ)も熱唱した。

 翼のトップお披露目公演は大阪松竹座「レビュー 春のおどり」(6月14~24日)、東京・新橋演舞場「レビュー 夏のおどり」(8月22~26日)。万博の真っ最中だが「やはり大阪で生まれた劇団なので必ず関わりたい、と声を大にして言いたい」と会場での出演をアピールした。

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