のん　主演を務めた「私にふさわしいホテル」の新人作家役は「今までで一番性格悪い」

　女優ののんが主演した映画「私にふさわしいホテル」（堤幸彦監督、１２月２７日公開）の完成披露上映会が２０日、都内で行われ、共演の田中圭、髙石あかりらと出席した。

　同作は、柚木麻子氏の同名小説を実写化。新人賞を受賞後、単行本も出せない不遇な新人作家・中島加代子役を演じたのんは、個性的なワンピースで登場。「すごく（撮影が）楽しかった。今までの役の中で一番性格悪いと思う。それが気持ちよかった！」とすがすがしい表情で語った。

　来秋のＮＨＫ連続ドラマ小説「ばけばけ」のヒロインを務める髙石は、反抗期まっただ中の美和子役を熱演。のんとの共演については「夢みたいで。それも伝えさせてもらった」とほほ笑んだ。

　ＭＣから、プライベートで誰かに仕返しをしたりすることがあるか問われたのんは「あ、あります」と即答。「裏声で『うるさいでーす』と言ったりする。ファルセットで仕返しすれば、誰も傷つかない。おすすめのやり方です」と笑った。