渡辺謙がディズニー映画「ライオン・キング―ムファサ―」初出演に「お声がかからなかっただけ」

声優を務めた映画「ライオン・キング―ムファサ―」の大ヒット祈願をする渡辺謙 (カメラ・古田尚)

 俳優の渡辺謙が18日、声優を務めたディズニーの超実写版映画「ライオン・キング―ムファサ―」の大ヒット祈願で、大阪・難波八阪神社を訪れた。

 ディズニーが贈る「ライオン・キング」はじまりの物語で、孤児ムファサがなぜ偉大な王になれたのかを描くストーリー。ムファサとタカの“兄弟”の前に立ちはだかる強敵・キロスを演じた渡辺は、今作がディズニー映画初参加で「やりたいと思っていたんですけど、お声がかからなかっただけ」と笑わせた。キロスを演じるにあたり工夫したことを質問され「血の繋がりだけの憎しみではなくて、本当に自分たちの存在意義すら壊されてしまう。そういう苦しさ、悩みみたいなものを背負いながらムファサを追い詰める役だというふうに僕は解釈していました」と役作りについて語った。

 今回大ヒット祈願が行われたのは、大きな獅子殿が人気の神社。大の虎党の渡辺は獅子つながりで阪神タイガースの話題にノリノリ。8月1日にナビゲーターを務めた阪神甲子園球場100周年記念式典で、藤川球児新監督とあいさつしていたことを明かし「もう何年か後に監督オファー来たら絶対やってねって言うといたんです。藤川君は『いやー』みたいな感じだったんですよ。でも、その日がもう来たと思いました」と、ビックリ。新体制にワクワクしており「2月は(キャンプに)行きたい。言ったからには行きます」と有言実行を宣言した。すでに来シーズンを楽しみにしており「選手の心持ちもかなり変わってると思うんですよ。その辺も含めてやっぱり一ファンとしては(キャンプを)見届けてシーズンを迎えたい」と早くも臨戦態勢だった。

ジャンルで探す