大倉空人「今の僕の大きな財産」、気持ちで芝居し感情あらわ、縦型ドラマ「最期の授業」で元バスケ部エース役

　ショートドラマアプリ「ＵｎｉＲｅｅｌ」の第１弾作品として、１１月末から縦型課金ショートドラマ「最期の授業―生き残った者だけが卒業―」の配信がスタートする。日本テレビが企画・制作を担当。担任教師が、生徒たちに復讐劇を仕掛ける学園デスゲームを描く（全話一挙配信）。

　スポーツ報知では、主演のＦＡＮＴＡＳＴＩＣＳ・八木勇征ら出演者２２人のインタビュー連載を１５日からスタート。第３回は７人組ダンスボーカルユニット「原因は自分にある。」のメンバー・大倉空人（たかと）。暴力事件で退部した元バスケットボール部のエース・青木翔を演じる。

―どのような役柄でしたか

　「暴力や女遊びでバスケ部を退部になった元エースです。作品中では描かれていませんが、なぜそうなったのか。彼はどんな人となりなのか。バックボーンをしっかり考えて演じました」

―演じてみて共感できるところ、似ていると思ったところを教えてください

　「とても難しい部分もありつつ、感情が表に出やすいところは似ていたので、演じやすいなと感じる部分もありました。『カーストトップ』な部分を全面に出しています。そこは注目してほしいところです」

―撮影を経験して、心境の変化、成長できたことはありましたか

　「ずっと理論でお芝居するのが癖付いてしまっていたのですが、気持ちでお芝居できたシーンがあって、そのシーンで抱いた感情が今の僕の大きな財産になっています」

―撮影期間中に印象に残ったエピソードは

　「指輪ケースを足で割るシーン。監督さんから『硬くて丈夫なケースだけど、足で割れるかー？』と言われていて、いざ本番。やってみたら割ることができました！」

―作品を楽しみにしている方へのメッセージを

　「先生が生徒たちに何かを伝えたいかはもちろん、生徒同志の想（おも）いや葛藤がしっかりと描かれています。見応えがありますし、１軍メンバーをを見ていると、何とも言えない気持ちになると思いますが…（笑い）。ぜひ楽しみにして頂けるとうれしいです」