ゆりやんレトリィバァ&堀未央奈ら、日本ホラー映画大賞授賞式に登壇「シンプルに怖い作品がたくさん」
お笑いタレント・ゆりやんレトリィバァ、女優・堀未央奈らが16日、都内で行われた選考委員を務める「第3回日本ホラー映画大賞」授賞式に出席した。
ホラージャンルを対象とした一般公募のフィルムコンペティション。大賞受賞者は、商業監督デビューが約束される。選考委員を務める堀は「私、小さい頃からホラーが好きなんですけど、今回(の候補作)はひとりで見られないと思っちゃって、ホラー好きの友達を呼んで3人で見たくらい、シンプルに怖い作品がたくさんあった」と振り返った。
ゆりやんは、選考委員特別賞を受賞した「蠱毒(こどく)」(澁谷桂一監督)のプレゼンターとして登壇。「選考させていただくことはおそれ多いこと。『蠱毒』はいろんな怖さが詰め込まれていて、クリエイティブな気持ちをかき立てられました。不思議な体験をさせていただきました」と祝福した。
大賞は、「夏の午後、おるすばんをしているの」(片桐絵梨子監督)が受賞。選考委員長の清水崇監督は「実は彼女のことは20代の時から知っていて、推していた監督なんです」と告白。「身近にいたこともある方なので複雑な思いもあったけど、他の選考委員の方も評価していたし、やっぱり彼女には才能があると再確認させていただきました」と感慨深げに語った。
片桐監督は、清水監督の言葉に涙を流し「言葉が浮かびません。応援してくださった皆様に感謝したいです。この映画は、子どもの頃の不安や記憶を夏の情景とともに描きたいと思ったことから出発しました。小さな奇跡の積み重ねにより完成した宝物のような作品です」と受賞を喜んでいた。
授賞式には、選考委員の映画ジャーナリスト・宇野維正氏、ミュージシャン・小出祐介、映像作家・FROGMAN氏も登壇した。
11/16 18:46
スポーツ報知