女流名人リーグ最終順位決まる 加藤桃子女流四段、山根ことみ女流三段が陥落

 将棋の岡田美術館杯第51期女流名人戦(主催=報知新聞社、特別協賛=(株)ユニバーサルエンターテインメント)のリーグ最終一斉対局が15日、東京都渋谷区の将棋会館で指された。

 挑戦者は西山朋佳女流三冠。残留は内山あや女流初段、石本さくら女流二段、渡部愛女流三段、今井絢女流初段、大島綾華女流二段。加藤桃子女流四段、山根ことみ女流三段、鈴木環那女流三段、野原未蘭女流初段は陥落となった。

 最終戦は山根、加藤、大島が残留を争う展開だったが、山根が加藤に勝利し、大島が鈴木に勝利したため、4勝5敗の大島が残留を決めた。大島は「前半に負けが込んでいて、残留できると思ってなかったので、ほっとしています。来期も指せることをうれしく思います」とコメントした。

 ▼以下、リーグ最終順位。

 1、西山朋佳女流三冠(9―0)

 2、内山あや女流初段(6―3)

 3、石本さくら女流二段(5―4)

 4、渡部愛女流三段(5―4)

 5、今井絢女流初段(5―4)

 6、大島綾華女流二段(4―5)

 ―陥落―

 7、山根ことみ女流三段(3―6)

 8、加藤桃子女流四段(3―6)

 8、野原未蘭女流初段(3―6)

 10、鈴木環那女流三段(2―7)

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