「踊る大捜査線」で憎まれ役の筧利夫、台本読み「ラーメンのどんぶりひっくり返した」嫌だったセリフを告白

　フジテレビ系人気ドラマ「踊る大捜査線」シリーズ１２年ぶりの新作となる映画「室井慎次　敗れざる者」（公開中）と「室井慎次　生き続ける者」（１５日公開、ともに本広克行監督）に主演する俳優・柳葉敏郎と、共演する俳優・筧利夫が１５日、同局系「ぽかぽか」（月～金曜・午前１１時５０分）に生出演。人気ドラマの裏側を明かした。

　織田裕二主演の同ドラマ（１９９７年～）で“ハマリ役”警察庁長官官房審議官・室井慎次を演じる柳葉と、敵対する東大卒のエリート官僚・新城賢太郞役の筧。

　劇中では室井をライバル視し、嫌みなセリフを吐く憎まれ役を演じていたため、柳葉とは「セリフ以外でしゃべったことがない」という。緊迫した空気の中、役になりきっている柳葉には「リハーサルと本番しか（現場に）来ない。絶対、話しかけられない」と振り返った。

　自身については「どうしてこの人はこんなこと言うんだろうみたいなセリフがあるわけですよ」と話し、「（室井に向かって）『入試で遊ばず死ぬほど勉強しておいてよかった』って言うセリフがあって、今となっては名セリフになってるんですけど」と、印象に残っている場面を挙げた。

　「今でも覚えてるんですけど、台本読んでる時、家でインスタントラーメン食べてたんですよ。ラーメンのどんぶりひっくり返しましたもん。衝撃過ぎて」と明かした。