赤楚衛二、遺産相続専門探偵に…遺言書ひも解き「幸せ」見つける 来年1月スタート日テレ系連ドラ「相続探偵」主演

遺産相続専門の探偵を演じる赤楚衛二(右)と原作書影(C)西荻弓絵・幾田羊/講談社

 俳優の赤楚衛二(30)が、来年1月スタートの日本テレビ系連続ドラマ「相続探偵」(土曜・後9時)に主演することが11日、分かった。

 「SPEC」シリーズなどを手がけた人気脚本家の西荻弓絵氏が原作、幾田羊氏が作画を担当した同名コミックの実写化で、赤楚演じる元弁護士の遺産相続専門探偵・灰江七生(はいえ・なお)が、難解な相続問題を解決していくヒューマンミステリー。原作者の西荻氏が自ら脚本も担当し、漫画では気になる形で終わっていた主人公たちの物語の続きがドラマオリジナルで展開されていく。

 赤楚は「これまで『遺産相続』と聞くと、どうしても争いや不幸といったネガティブなイメージが強かったのですが、この作品では、主人公たちが遺言書に込められた故人の想(おも)いを丁寧にひも解いていくことで、亡くなった方、残された人々がそれぞれの幸せを見つけられているように感じました」と手応え。公開されたビジュアルも原作そっくりだが「灰江の独特な動きや個性的なしぐさがとても印象的で、彼ならではの個性やクセを表現できるよう心がけています」と語った。

 西荻氏も「人生百年時代、大相続時代にふさわしいユニークなエンタメをお届けしたいと、目下奮闘中です!」と脚本執筆に意欲的。赤楚は「『相続問題』は人が生きていく中で誰もが一度は向き合うテーマであり、共感できるところもたくさんあると思いますので、遺言書に秘められた想いを探りながら楽しんでください」と力を込めた。

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