桜庭ななみ、所属事務所「スウィートパワー」から独立&改名発表…女優業は本名「宮内ひとみ」として継続

桜庭ななみ

 女優の桜庭ななみが、デビューから17年所属した芸能事務所「スウィートパワー」を退所し、独立することが11日、分かった。今後は芸名を本名の「宮内ひとみ」として活動を続けていく。

 桜庭は自身のインスタグラムで退所を報告。「何もわからなかった15歳の私をこの世界に連れてきてくださったり、女優として様々な経験とたくさんのすてきな出会いをくださった事務所の皆様、関係者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです」と思いをつづった。

 さらに、今後について「17年間『桜庭ななみ』として活動して参りましたが、新たな挑戦として心機一転、本名の『宮内ひとみ』として活動していきます」と芸能活動名を本名に変更するとした。

 同社は公式サイトで、桜庭について「2024年11月11日をもって契約満了となり、弊社を退所して独立することとなりました」と発表。続けて、退所理由を「17年間という長きにわたり、共に歩んで参りました。この度、自分のペースで活動をしていきたいという本人の気持ちを尊重し、円満に契約を終了する運びとなりました」と説明した。

 桜庭は、07年に同社からスカウトされたことをきっかけに芸能界入り。翌年に女優デビューし、清楚(せいそ)なルックスで話題を呼んだ。NHK大河ドラマ「西郷どん」、NHK連続テレビ小説「スカーレット」など多数の話題作に出演している。

 23年9月には約1年半の交際期間を実らせ、一般男性と結婚したことを発表。自身のSNSでは「これからも高い目標を持ちながら、女優として新たな自分を表現していけるよう精進してまいります」と、結婚後も女優業への意欲は変わらないことをつづっていた。

 最近では、中国語、韓国語など3か国語を操るマルチリンガルとして活動の幅を広げている。22年にスポーツ報知の取材に応じた際には、「日本だけでなく、アジアで求められるような女優になるのが目標。ゆくゆくは結婚も出産も自分が変わるきっかけになりそう。30代はワクワクしかないです」と語っていた。独立後も公私での充実が期待される。

 ◆スウィートパワー報告全文

 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。この度、弊社所属タレント桜庭ななみが、2024年11月11日をもって契約満了となり、弊社を退所して独立することとなりましたことをご報告いたします。

 2007年に弊社所属タレントとして活動を開始し、17年間という長きにわたり、共に歩んで参りました。この度、自分のペースで活動をしていきたいという本人の気持ちを尊重し、円満に契約を終了する運びとなりました。

 ファンの皆様、関係者の皆様に心より感謝を申し上げますとともに、今後も引き続き、桜庭ななみへの温かいご支援のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。

 2024年11月11日 株式会社スウィートパワー

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