山田孝之、仲野太賀らが2か月間の過酷な戦闘シーンのロケを回顧「泥だらけになっていきました」

写真撮影に臨んだキャストら(カメラ・上村 尚平)

 俳優の山田孝之(41)、仲野太賀(31)が1日、都内でダブル主演映画「十一人の賊軍」(白石和彌監督)の初日舞台あいさつに登壇した。

 戊辰戦争中の新潟・新発田藩を舞台にした集団抗争時代劇。「決死隊」として砦(とりで)を護衛する罪人たちの奮闘を描く。山田は千葉・鋸南町で2か月間に及ぶ戦闘シーンのロケを「本当に過酷な日々だった」と回想。今作で本格的な殺陣に初挑戦した仲野は「集中して殺し合い、斬り合いながら、壮絶なシーンを撮っていく中で、生粋の映画少年の監督の目がキラキラしていく。我々はそれを養分にして泥だらけになっていきました」と充実感を漂わせた。

 撮影は過酷でも、現場の雰囲気は和やかだった。鞘師里保(26)は「私自身、人見知りな部分があるんですけど、皆さんが声をかけてくださいました。ワチャワチャ、ガハガハ笑って、本当に仲が良くて、ずっとおしゃべりしている、すてきなみなさんです」と明かし、共演者たちに感謝した。尾上右近(32)、一ノ瀬颯(27)、野村周平(30)、玉木宏(44)、阿部サダヲ(54)らも登壇した。

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