米ヒップホップ界の巨匠・DJクラーク・ケントさん死去 57歳 大腸がんのため…ジェイ・Zなどプロデュース

DJクラーク・ケントさんのインスタグラム(@djclarkkent)より

 米ヒップホップ界の巨匠でプロデューサーのDJクラーク・ケントさんが24日(日本時間25日)に大腸がんのため死去した。26日、同氏のSNSが関係者によって更新され、発表された。享年57。

 インスタグラムで「私たちは、世界的にDJクラーク・ケントとして知られる愛すべきロドルフォ・A・フランクリンが亡くなったことを、深い悲しみとともにお知らせいたします。クラークは、献身的な妻ケシャ、娘のカブリヤ、息子のアントニオに囲まれて木曜の夜に息を引き取りました」と伝えられた。また「クラークは、大腸がんと3年間にわたって静かに勇敢に闘いながら、その才能を世界と共有し続けていました」と死因も記された。

 ケントさんは、1980年代にラッパーのダナ・デーンのツアーDJとしてキャリアをスタートし、その後、世界的歌手ビヨンセの夫で人気ラッパーのジェイ・Z、リル・キムなどをプロデュースした。

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