北斗晶、愛犬との別れを告白し涙「髪なくなった時に頭をなめてくれて…」乳がん治療で休養時も支えに

映画「DOG DAYS 君といつまでも」プレミア先行上映会に出席した北斗晶(カメラ・奥津友希乃)

 タレント・北斗晶が23日、都内で韓国映画「DOG DAYS 君といつまでも」(11月1日公開、キム・ドクミン監督)プレミア先行上映会で、愛犬との別れを明かした。

 孤独を抱える人々と、愛らしい犬たちの偶然の出会いが起こす奇跡を描いた韓国発の群像ドラマ。

 愛犬家の北斗は、「ペットという言い方が好きではなくて」と話し始めると、言葉に詰まって涙を流した。2015年に乳がんを右乳房の全摘出手術を受けた当時を振り返り「がんになって休業した時も(愛犬の)花が、抗がん剤治療で髪が無くなった私の頭をぺろぺろしてくれて、ひとりで家にいる時に誘ってくれて、外に出る勇気をくれた」と愛犬への感謝を語った。

 そんな愛犬・花は先日、天国へ旅立ったことを明かし「この映画をみせていただいてから、10日経(た)たないうちに死んでしまって。居ないことにまだ慣れていない。泣くつもりじゃなかったのに」と涙をぬぐった。

 愛犬との最期の時間を回想し「自発呼吸ができなくなっていたので、病院の先生に『(愛犬は)苦しいと思っていますかね?』と聞いたら、『苦しいと思います』とおっしゃったので、『抜いて下さい』と。そう言えたのは、この作品をみたから。だから絶対にこの映画はヒットして欲しいです」と願っていた。

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