水森かおり&原田龍二、デュエット曲で男女の愛を表現 原田「僕だからこそ説得力がある」

デュエット曲「モナムール・モナミ~愛しい人よ~」発売記念キャンペーンを開催した原田龍二と水森かおり(カメラ・松下 大樹)

 歌手の水森かおりと俳優の原田龍二が23日、神奈川・小田原市の「ダイナシティ」でデュエット曲「モナムール・モナミ~愛しい人よ~」の発売記念キャンペーンを開催した。

 3月に名古屋・御園座で行われた舞台「水戸黄門」で共演し、意気投合したことから実現したデュエット企画。発売日となったこの日、集まった500人の前で同曲など3曲を披露した水森は「原田さんと一緒にスタートを切ることができてうれしかったです」と満面の笑みを見せた。

 ただ、原田が歌詞を間違える一幕もあったことから「原田さんが歌詞を間違えてから顔を見られなくなっちゃった」と苦笑い。それでも、「デュエットならではの空気感を実感しながら歌えました」と充実した表情を浮かべた。

 水森の歌唱姿に原田は「ファンとのふれあいを見ていると、愛される人間性が分かる。歌に対する姿勢、ファンに対する姿勢に感動しました」と称賛。「デュエットは非日常。お芝居でもなければただの歌でもない。不思議な時間なんだなと思いました」とうなずいた。

 同曲は男女の熱い愛を表現しており、原田が水森を抱き寄せる振り付けも見どころ。そのシーン時の心境について問われると2人で「慣れました」と声をそろえ、原田は「密着させながら歌うのは、ただの歌じゃない気がして」とポツリ。水森は「ドキドキはしますけど、歌わないといけないので、それどころじゃない」と続いた。

 さらに、「恋なんかこりごりだと心に決めていたのに」との歌詞が登場することについて原田は「僕だからこそ説得力があると思います」とニヤリ。19年には不倫が報じられたことから「歌ってて恥ずかしくないです」と自らイジって笑いを誘い、「かみさんもこの歌好きなんです」と明かした。

 原田は1992年に俳優デビューすると、同時に歌手としても4年間ほど活動。ロック曲を中心にアルバムも発売していたといい「50歳超えてデュエットするとは思わなかったです」と喜びをかみ締めていた。

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