玉川徹氏、石破首相の裏金議員公認問題の裏側推測「世論を味方にするしかなかったんだろうと思う」

テレビ朝日

 元NHKでフリーの有働由美子アナウンサーがキャスターを務めるテレビ朝日系ニュースエンターテインメント番組「有働Times(タイムズ)」(日曜・午後8時56分)が6日、初回90分拡大SPでスタートした。

 この日の番組では、石破茂首相が派閥の政治資金パーティー裏金事件で不記載があった自民党議員らについて、次期衆院選で比例代表への重複立候補を認めない方針をこの日、表明。4月に決めた党内処分が続いている議員の一部については小選挙区での公認もしないと明かしたことを報じた。

 この件について、コメンテーターで出演の元テレビ朝日・玉川徹氏は「僕は、そもそも(当初)裏金議員を原則公認にするって話が流れたのは観測気球だったんじゃないかな?と思うんですよ」と発言。

 有働キャスターが「誰の?」と聞くと、「石破さん側の」と即答。「つまり、反石破がいっぱいいるわけじゃないですか? 自民党の議員の中に。そうすると、これは究極の選択ですよね。その人たちを大事にするんであれば、選挙はより負けるかも知れない。その人たちを非公認にすれば、もしかすると、選挙ではいいかも知れないけど、(衆院選後に)倒閣運動とか起こされるかも知れない」と続けると「どっちをやっても難しい究極の選択なんだけれども、とりあえず、もし非公認にするんであれば、世論を味方にするしかなかったんだろうと思うんですよ、僕は」と推測。

 「石破さんは一言も言ってないです、原則公認とか非公認とかいう話は。言ってないんですけど、何となくメディアが(公認方針を報じた記事を)出したのは観測気球だったんじゃないかな?って。世論はもうワーッと(公認とは)なんだ!って話になったじゃないですか? そうなると、自民党は負けるよ、選挙にって。そうなると、(非公認は)しようがないでしょってことだと、僕は思いますよ」と話していた。

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