「フジテレビ」井上清華アナが涙、三宅正治アナ「めざましテレビ」卒業に言葉を震わせ「一緒にいられたことは私たちの一生の財産です」

井上清華アナ

 フジテレビの三宅正治アナウンサーが27日、12年半メインキャスターを務めた「めざましテレビ」(月~金曜・午前5時25分)を卒業した。

 1985年に入社した三宅アナは「プロ野球ニュース」や「すぽると!」などをへて、12年4月に同番組のメインキャスターに就任。毎朝午前3時半に出勤し、正確なアナウンス技術と朗らかな笑顔で、12年半朝の顔を務めてきた。

 番組冒頭でMCの井上清華アナから「三宅さん、ついにこの日がやって来てしまいました」と切り出され生田竜聖アナから「我らが三宅正治キャスター、本日をもって『めざましテレビ』卒業です。最終日を迎えた今のお気持ちは?」と聞かれると三宅アナは「ちょっと実は緊張しています。なんだろう?この緊張感は。がんばります」と笑顔であいさつしていた。

 この日の番組では三宅アナが初出演した2012年4月2日の放送など12年半の蔵出し映像を放送した。VTRを受け井上アナは「ここで私と生田さんから一言づつよろしいでしょうか?」と切り出したが「どうしよう…止まっちゃった」と絶句。「とにかく、もうどんな時も三宅さんがいれば大丈夫っていう安心感。毎日、来たら楽しいって思える温かい環境を作って…ごめんなさいう…泣くとこじゃないのに」と声を震わせ泣き出し「そんな三宅さんと一緒にいられたことは私たちの一生の財産です」と感謝の涙を流していた。

 後任は、同局の伊藤利尋アナウンサーが務める。伊藤アナは、03年から5年間「めざましどようび」のメインキャスターを務め、11年には、5か月間メインキャスターの代行を務めた経験もある。今年4月に30周年を迎えた同番組は30日から伊藤アナがメインキャスターに就任。井上アナ、生田アナの3人MC体制で新たなスタートを切る。

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