「想像するだけで胸が熱くなります」美 少年・佐藤龍我が新海誠監督の初長編映画公開20年記念コンサートに主演

オーケストラとのコラボレーションを楽しみにする佐藤龍我

 「美 少年」の佐藤龍我(21)が、「君の名は。」で知られる新海誠監督(51)の初長編映画「雲のむこう、約束の場所」の公開20年を記念した「スペシャル・リーディング・オーケストラ・コンサート」の主演を務めることが26日、分かった。

 津軽海峡を挟み、南北に分断された世界に生きる3人の同級生を描いた青春物語。18年に舞台化された当時の演出を織り交ぜつつ、名シーンの朗読に合わせオーケストラの演奏と原作映像を融合させたステージだ。

 主役の藤沢浩紀役に挑む佐藤は「この素晴らしい作品に関わることができ、とてもうれしいです」とコメント。家族全員で同監督の作品が好きだそうで「新海誠監督の作品は、最後には“生きるとは”と問いを投げかけてくれる印象があります。オーケストラをバックに朗読と歌を披露できるなんて、想像するだけで胸が熱くなります」と興奮した様子で話した。

 ヒロインを鈴木愛理(30)と大原櫻子(28)がダブルキャストで務め、もう1人の同級生役は、6人組グループ「LIL LEAGUE」の中村竜大(19)が演じる。11月5、6日に東京・すみだトリフォニーホール、同20日は大阪・NHK大阪ホールで上演される。

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