朝ドラ名作「カーネーション」再放送 7月に死去した女優にネット涙「もう見れない」「懐かしいなぁ」

NHK

 2011年後期のNHK朝の連続テレビ小説「カーネーション」のアンコール放送がネットで反響を呼んでいる。23日からNHKBS・BSプレミアム4Kで始まり、今年7月に亡くなった女優の正司照枝さん(享年91)も出演している。

 女優の尾野真千子がヒロインを務める同作は、大阪・岸和田の呉服店に生まれた小原糸子(尾野)が、ドレスに憧れ、20歳で洋装店を開業。結婚、夫の死、3人の子育て、波乱万丈な人生をミシンひとつで切り開いていくというストーリー。

 正司は、糸子の父方の祖母・小原ハルを演じている。23日の初回から存在感を見せ、ネットでは「もう亡くなられたんだな…」「お亡くなりになった、かしまし娘の正司照枝さんの演技が光る。色々な意味で、このドラマは凄(すご)いけれど。何回見ても飽きない凄さがある」「柔らかい大阪の言葉が心地よい。特に祖母役の正司照枝さんがいいなあ。こんな雰囲気のおばあさんはもうドラマの中でしか見ることができない」「正司照枝さん亡くなられたのもあってしみじみしちゃう。あのおばあちゃん大好きなのよねー」「久しぶりに見るけどやはり1話から良すぎる。もうエネルギーがミッチミチに詰まってる!そして先日亡くなった正司照枝さんに涙」「正司照枝さん、懐かしいなぁと思ったら今年の7月に亡くなっていた。御冥福をお祈りします、合掌」などの感想が寄せられた。

 正司さんは3姉妹による音曲漫才トリオ「かしまし娘」の次女。子役タレントだった歌江さんとの少女漫才コンビでデビューし、1956年に三女・花江(88)との3姉妹で「かしまし娘」を結成。「うちら陽気な、かしまし娘~」のテーマソングで始まる音曲漫才で人気を博した。今年7月8日、急性心臓死のため大阪府内の自宅で亡くなった。

 

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