NHK大河ドラマ「光る君へ」第36話視聴率は10・5%で2ケタ維持 ついに中宮・彰子が出産

「光る君へ」公式インスタグラム(@nhk_hikarukimie)より

 女優・吉高由里子が主演で平安時代を生きた紫式部を演じるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜・午後8時)の第36話が22日に放送され、世帯平均視聴率が10・5%となったことが24日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

 初回は12・7%でスタート。今回は前回10・3%から0・2ポイントアップ。個人視聴率は6・1%だった。

 1996年「ふたりっ子」(NHK連続テレビ小説)、2010年「セカンドバージン」(NHK)などを手がけた大石静氏が脚本を担当。大石氏は06年「功名が辻」に続き2回目の大河となる。物語は平安時代を舞台に、世界最古の女性による小説といわれる「源氏物語」を生み出した紫式部の生涯を描く。紫式部が心を寄せる藤原道長役を務めるのは俳優の柄本佑。道長は源氏物語の主人公・光源氏のモデルともされており、ドラマでは紫式部と幼なじみのような関係で愛し合い、時にぶつかり合う姿が描かれる。

 第36話は「待ち望まれた日」。一条天皇(塩野瑛久)の中宮・彰子(見上愛)がついに懐妊。宮中が色めきだつ中、まひろ(吉高由里子)は彰子から、天皇に対する胸の内を明かされる。一方、清少納言(ファーストサマーウイカ)は、まひろが道長(柄本佑)の指示で物語を書いたことを知り、伊周(三浦翔平)にある訴えをする。出産が近づくにつれて不安を抱える彰子に、頼りにされるまひろ。他の女房らに嫉妬されつつ、道長から新たな相談を受け…という展開だった。

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